正しい姿勢は結果的に作られるもの

隔週土曜日に更新しています「ラッパの吹き方:Re」も気づけば150記事まで来ました。ブログは古いものが埋もれてしまうので、掘り起こし作業をしております。


今回は2018年8月に更新した記事「トランペットの構え方」です。楽器の持ち方については、このひとつ前の記事に書いたので、今回はいわゆる「姿勢」についてのお話。


中高生の時にたびたび姿勢について指摘や指導を受けることがありました。


顎を引く、背筋を曲げない、脚は開く、椅子は深くこしかけない(背もたれを使わない)。そんなことを言われていたのですが、これらをきちんとやろうとして全身に力が入り、楽器を吹く前にヘトヘトになって、結局猫背で背もたれに寄りかかってました。


楽器だけでなく、体を使って何かをする時、姿勢について言われること、多いですよね。

僕は理屈っぽいので、「なぜそうしなければならないのか」が気になってしまうのですが、その理由を的確に説明してくれる人に出会ったことがありませんでした。


大人になって自分が指導やレッスンをするようになり、姿勢が悪いと演奏に支障が出るのはわかったのですが、何をどうすれば良いかやはり理解できていません。そうなると気になってしかたがないのでいろいろ調べる。そうすると、単なる楽器の構え方ではなく、呼吸や音を出すための正しい機能と密接にリンクしていることがわかりまして、いろいろなことがつながりました。


そんなことを変な姿勢の写真などと一緒に紹介していますので、ご覧ください。

荻原明(おぎわらあきら)

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