ついに41.1度という観測史上最高の気温をめでたく達成した日本であります。
埼玉県熊谷市で観測史上最高となる41.1度を記録するなど猛暑が続く日本列島。なぜこんなに暑いのか? 3つのポイントをまとめてみました。https://t.co/yqAaV6aldL#観測史上最高 #埼玉・熊谷 pic.twitter.com/lU5b3lTDyK
— 日本経済新聞 電子版 (@nikkei) July 23, 2018
暑いとかそういうレベルじゃなくて、10分くらい外にいるだけで倒れるんじゃないかと感じるので、本当に危険。
学校生活で熱中症になる子どももかなり多くて、これは決して子どもが昔より弱くなったのではなく、人間が正常に生きていけるレベルを超えているわけですから、倒れる前に対策をとならければなりません。
夏休みだからって、あなどれませんよね。部活動がありますから。
吹奏楽部も、生徒さんに聞いたらエアコンがない環境で連日練習していると言っていたし、本当に気をつけてもらいたいですが、何と言っても運動部ですよね。
特に夏休み一番盛り上がるのが高校野球。
ネットのニュースを見ている限りでは、例年通り実施するそうですが、本当に大丈夫なのか心配です。選手もお客さんも。
そもそも、甲子園じゃなきゃダメなの?という疑問。
甲子園って確かに高校野球の聖地と言われているし、ずっと昔から甲子園だったし、たっちゃんも南ちゃんを甲子園に連れていくって言ってるし、確かに甲子園が良いのはわかりますが、
現実問題考えて欲しい。
それって、これまでの歴史がそう印象付けてきただけでしょ?
ぶっちゃけ、大人の事情ですよね。強行的に「例年通り」開催するのも、開催地を変えないのも。
その聖地で異常な気温の中、長時間試合して、暑さに耐えることを最優先にした結果、これまで培ってきた練習や努力の成果が発揮できずにフラフラしながら場合によっては倒れて搬送されたりしてごらんなさいよ。お客さんだって精一杯応援したいし、吹奏楽部だって演奏するんでしょ?バスドラは溶けて音出なくなると思うし、シンバルで焼肉できるし、クラリネットは配慮してプラ管使うかもしれなけど、暑さで溶けてカーブドソプラノサックスになるからね。
いや、楽器の心配以上に人間のことが心配。
考えたくはないけど、死者が出たらどうするの?
だからさ、そうなる前に甲子園じゃなくて、全国各地のドーム球場使えば良いと思うんですよ。大学とか企業とか都市対抗とか、ドームでやってるじゃん。
毎年会場を変えて高校野球を開催すれば、その地元は活性化するし、何よりも選手とお客さんの健康を守れる。選手のパフォーマンスも発揮できるし、良いことばかりじゃないですか。
でもやっぱり甲子園じゃないと高校野球じゃないって言うかもしれないけどね、
ちょっと前まで吹奏楽だって全国大会といえば普門館だったわけですよ。
みんな「めざぜ普門館」とか言ってたわけで、吹奏楽コンクールの代名詞だったけど、老朽化で解体することが決まってから、場所を変えて毎年開催しているわけです。
そんなもんですよ。
今年の甲子園、無事終わることを祈ってます。
荻原明(おぎわらあきら)
0コメント