結婚して6年目です。
結婚して決めておかなければならないことのひとつに「お金」についてがあります。
いろんな家庭があって、妻が夫の給料を預かり、そこから毎月お小遣いをあげるとか。最近では、完全にバラバラ、なんてこともあるようです。
じゃあ我が家はどうしましょうか、と考え、話題にはなったけど日々の忙しさにかこつけてダラダラとテキトーな感じで、自分の税金やら何やらは自分の口座から引き落とされ続け、結局一人暮らしだったときのまま続いていることがとても多かったのです。これはまずい何とかしなければ。
良い方法はないかとネットを探していたら、とても腑に落ちる方法を発見しました。
ごごれは非常に合理的。家庭にも自分にもお金が入る。採用。この人たちすごい。
ということで6年目にしてやっと重い腰を上げたわけですが、引き落としされる口座を変更するだけで
なんでこんなに大変なのか!!
携帯とか生命保険とか、民間の業者はとっても簡単で、ほとんどがネットでできてしまうのですが、まず年金。ネットでは埒あかないことがわかり、東京音大に近いこともあって授業の前に豊島区の年金事務所へ。
幸い平日のお昼だったので空いていて、窓口だと手続きはとても簡単でした。書いて出すだけで終わり。自分のは。
問題は妻のほう。
年金「ご本人さまがいらっしゃらないとお請けできないんです」
オギ「ではどうしたら良いですか?」
年金「委任状を持ってきてください」
オギ「妻のマイナンバーカードとか年金手帳とかクレジットカードや口座の印鑑と通帳を持ってきたのですが」
年金「委任状を」
オギ「これだけ揃ってたら、委任されてるってわかりません?」
年金「委任状」
オギ「...クッ」
お役所がっ!
オギ「わかりました。委任状を書いてきてもらいます。」
年金「そうしましたらまたいらっしゃるのお手間でしょうから、こちらの専用の封筒でお送りください」
オギ「え、ちょっとまってください。封筒で送るって、誰が送ったかなんてわかりませんよね。例えばこの封筒を今もらって、年金事務所の前にあるポストに投函したら...」
年金「問題ありません」
オギ「おかしくないですか?だったら今その方法とりますけど」
年金「構いません。というか、郵送で届いた、という前提で奥様の届けを預かることはできます」
オギ「え????それって今窓口で受理されるってことじゃないですか。今までのやりとり全部覆りますよ?」
年金「『お預かり』するだけですから」
オギ「お預かりするってどういうことですか?処理はされないのですか?」
年金「処理します」
オギ「...要するに、マニュアル的にはできないけど、あなたが個人的に忖度してくれた、ということですか?」
年金「まあ、そういうことですね(ニヤリ)」
めんどくせーーーー!!!!ツンデレかよ!
年金手続き完了。時間返せ。
記念に委任状もらってきちゃったよ。
後日、今度は豊島くやくそ(区役所)で、国民健康保険と住民税の引き落とし口座の変更に行きました。
豊島区だけのことではないと思いますが、健康保険の窓口で待っている人、隣に座ってたおばあちゃん以外の30名ほど、全員外国人でした。対応してくれた窓口のお姉さんも中国人でした。日本語での対応完璧。
まあ、とりあえず何とかこれで全部の振替口座の変更ができたわけですが、それだけでなんでこんなに時間がかかるのでしょうか。
いやあ〜大変でした。もうやりたくない。
荻原明(おぎわらあきら)
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