先日池袋周辺を歩いていたら、ちょっとだけマグリットの絵画のような空に出会いました。
ルネ・マグリット。ベルギーの近代の画家です。僕はこの人の絵画になぜか惹かれるものがあって、とても爽やかで豊かな色彩なのに、どこか陰りとか、じわじわくる恐怖感のようなものがたまらないのです。
そしてマグリットの絵画の多くには青空と雲が登場するのですが、北池袋にある清掃工場の白くて細長い塔と青空、雲の組み合わせがそれっぽいな、と思い写真を撮ってみたわけです。
でも肉眼で見ているのと写真を撮るのではだいぶ違いますよね。全然キレイに撮れない。電柱ジャマだし。
肉眼って本当に都合良い部分だけ切り取って見ているんだな、ということがわかります。ホントはもっとキレイだったんですよ。
マグリットの絵画がネット上でも見られるのでご興味ありましたらぜひ。
荻原明(おぎわらきら)
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