昨年後半に全14回のオンライン講習会を開催し、現在アーカイブをBASEにて配信しております。
2020年6月28日に開催しました第2回目は「トランペットについて学ぼう 後編」と題し、楽器の持ち方、構え方(トリガーの扱い方)、バルブオイルなど日々のメンテナンスについて、運指とその原理について解説し、初心者の方へオススメな練習の基本についてもお話しました。
バルブオイルを「ピストンが動かなくなったら注す」と思っている方が実際にいらっしゃいますが、本来は毎日注したいです。それはなぜか、そしてそのオイルの具体的な注し方とは。そうした解説もしております。ピストンの動きを良くしようとオイルをドバドバかけても意味がありません。
いや、別にオイルなんて何でもいいじゃんと思うかもしれませんが、理屈を知っておくと、最も効率的な方法を見出すことができると僕は考えているので、この第2回講習会では、単に「こうやって使いましょう」と言った方法の解説に留まらず、理由や原理について詳しく解説をしました。
理屈を知っているメリットは他にもあります。管楽器は誰かと一緒に演奏する機会がとても多いので、例えば部活の後輩に教えてあげるとき、初心者の方に教えてあげるときに、説得力のある説明で相手も理解しやすくなるのです。
経験がある方もいらっしゃると思いますが、「伝える」「教える」というのは意外に難しくて、良かれと思って伝えても、そのタイミングや方法、言葉のチョイスを間違えると逆効果になってしまうのです。
この回は、「そんなこと知ってるし」と思っても、意外とそこまで深い理解がなかったりする箇所の穴を埋めるためにも有効ですが、誰かに解説、指導をする際のスキルアップにもご覧いただければと思います。
アーカイブはBASEにて販売しております。ぜひご覧ください!
そして今年もオンライン講習会を開催致します!
今年はトランペットと楽典の二本立てで、トランペットは「聴いて学ぶ」がテーマです。実際に音を聴いていただく内容を増やしました。また、楽典に関しては、楽譜を読むのが苦手な方でも理解できるよう、ゆっくりじっくりお話してまいります。
それぞれ4月からスタート!ぜひご参加ください。
詳しくはこちら
荻原明(おぎわらあきら)
0コメント