5月15日(土)に現在開催中の「トランペットオンライン講習会」の第3回目を行いました。
ご参加くださいました皆様ありがとうございました。
昨年からこのオンライン講習会を行っておりますが、慣れてきたからから、楽しくやらせていただいております。1年前はzoomの使い勝手がわからなくて、自分が喋ってもリアクションがない状況にいちいちビビって焦っていましたが、「そうか、全部自分で好きに喋って進行しちゃえばいいんだ」とわかったら途端に気楽になった感じです。
とは言え、無責任なことはしていませんよ。ちゃんと解説し、ラッパも吹いています。吹いていますが、楽しくて気が緩んで少々タイムオーバーしてしまい申し訳ないです。
今回のお話は、著書「トランペットウォームアップ本」の中から「Step3と4」についての解説でした。当初、Step3についてのみお話する予定でしたが、次回とのバランスを考えてStep4までお話することにしました。
Step3は主に呼吸に関する内容で、長いフレーズを演奏することが目的なので呼吸の仕組みを簡単に解説してから実践を聴いていただきました。
Step4はペダルノートという運指表に掲載されていない低音域について、それをなぜウォームアップで行う必要があるのか、そして掲載されている楽譜をどのように演奏するのかを解説しました。
ウォームアップ本はStepを6つに分けて書いてあるため、講習会も3回に分けてStep1,2の回を先日行い、今回がStep3,4、そして次回がStep5,6のお話です。
ぜひ3回セットでご覧いただきたいと思っております。
トランペット講習会のアーカイブ動画はこちらからお求めいただけます。
それにしてもなぜ5年以上前に出版したウォームアップ本について解説をしているかと言いますと、僕は毎日トランペットを練習する際、研究をしながら吹いています。もっと良い方法は、とか、なぜこのような音になってしまうのかを体の使い方から検証するなど、データ集めをし、そうした経験をレッスンで大いに活かせているわけです。
しかし、これをしていると、自分自信の考え方や知識がアップデートし続けているわけで、結果的に5年前と今ではだいぶ言葉の使い方もアプローチも変わってきています。
根底にある部分は変わっていませんので、ウォームアップ本に関しても「最新の解釈や考え方による本書の使い方」をお話したいと思ったわけです。
オンライン講習会は、トランペットと楽典を並行して開催しており、それぞれトランペットは全11回、楽典は全10回と、まだまだ続きます。ご興味ありましたらぜひご参加ください。
今回の講習会はリアルタイム参加権とアーカイブ視聴権がセットになっており、リアルタイム参加は自由です(参加してくださると気合が入ります)。
ですので、1回分お安くなっているフリーパスをお求めいただくと一番お得でオススメです。ご検討くださいませ。
講習会の詳細やお申し込み方法については荻原明オフィシャルサイトにすべて掲載しておりますのでご覧ください。
荻原明(おぎわらあきら)
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