ピー助

休日なので何かしようということになり、妻に上野にある国立科学博物館に行けばピー助に会えると聞いたので、二人で行ってきました。


ピー助、ご存知ですか?

ドラえもんの映画、第1作目「のび太と恐竜」に出てくるフタバスズキリュウです。

この子(ってのび太くんが言ってるみたい)。

これは以前、藤子・F・不二雄ミュージアムに行ったときの写真ですが、のび太が他人の家の庭から偶然掘り出したでかい卵を孵化させて産んだ恐竜です。

のび太はこの恐竜にピー助と名付け愛情いっぱいに育てますが、なにぶん恐竜のためどんどん巨大化し、都会の真ん中では飼うことができなくなり、泣く泣く本来生息していた恐竜の時代に返してあげる、というストーリー。


あ、思い出しただけで目から水が。


と、いうことで上野へ。


なにここすごい。

オシャレ!ハイカラ!夏目漱石とかいそう!(頭の悪さ全開な発言)


この日は埼玉県民の日だからか、授業の一環かわかりませんが、子どもいっぱいで大賑わいだったけど、なぜか落ち着くこの建物。


想像以上に大きい建物で、日本館と地球館に分かれていたので、地球を知るにはまず日本から攻めようと手前にある日本館に行ったのですが、


入ってすぐにあるフーコーの振り子を催眠術にかかったかのように見つめ続け...



あ、いけないいけない、このペースだと日本館どころか1フロアすら攻略できない。


とまあ地球儀だ時計だ顕微鏡だ人骨だ動物だタコ気持ち悪いと見て回って、気づいたら閉館まで1時間切ってるじゃないですか。入館したのが14時過ぎで閉館は17時。夜間営業やってほしい。


ぜんっぜん時間足りない。なにここ面白すぎる。


...じゃあそろそろ帰ろうか...?あれ、今日なんでここ来たんだっけ?


あ!ピー助!


ということで急いで日本館最上階へ。

ぴーーすけ!!


こんなに痩せ細って。

今まで知らなかったのですが、フタバスズキリュウの「スズキ」は昭和40年代に当時高校生だった鈴木さんがこれを発見したことに由来し、そう考えると、映画でのび太が町の中で恐竜探しに躍起になる理由もわかります。当時僕はまだ生まれていませんが多分、恐竜ブームがあったんじゃないですか?子どもたちが我も我もとそこらじゅうの崖や地面を掘りまくっていたと思われます。


それにしても、とてつもない情報量の多さ。博物館すごい。

以前より国立科学博物館の存在はもちろん知っていましたが、自分とはあまりに無縁で遠い存在だったので、今まで行こうという発想にすら至らなかったのが悔やまれます。


最後は追い出される直前まで鉱石を見続けてましたが、この建物の3分の1くらいしかきちんと見ていませんので、今度はもっと時間をかけて全フロア制覇したいと思います。

この鉱石部屋だけでご飯3杯食べられる。




荻原明(おぎわらあきら)

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