楽器と対話をすることの大切さ

道具は「自分の意思を実現するために使用する」ものです。当然道具に意思があるとは考えません。


以前「ラッパの吹き方:Re」のブログで、このように書いたことがあります。楽器は意思を持たない道具であり、自分の意思を押し付けて、躾(しつけ)をするように言い聞かせることは当然できません。

しかし、何かうまくいかないことがあると、無意識に「この楽器が言うことを聞いてくれない」と少なからず思ってしまった瞬間(そういった傾向で自分の起こした結果を考えてしまった瞬間)、誰にでもあると思います。


個性はあれどすべての(コンディションが整った)楽器は良い響き、良いピッチが出るように綿密に設計されているものだと信じ、その楽器が最も本領発揮してくれるために奏者がどのように体を使うのか、イメージを持つのかが大切である、そんな話をこの記事では書きました。

他にも同じ記事ではマウスピースの当てる位置について「具体的すぎる情報に注意しましょう」といった内容や、「ミスをすることで成長できる」お話しをしています。


お時間ある時にぜひご覧ください。

荻原明(おぎわらあきら)

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