調と音階のはなし

楽譜に調号が付いた時、該当する音の五線部分に蛍光ペンで色付けをしているのを何度か見たことがあります。


その発想って、調号が何もつかない状態を基準にする考えになっているわけです。


しかし、そうなると「調号なんてつかなければ演奏が簡単なのに」といった「演奏のしやすさ基準」で見てしまっていて、なぜいくつもの調性があるのかという音楽の理論や、たくさんの調があることによる価値を感じられていないことが露呈してしまってます。


吹奏楽部の練習でも、特定の音階だけを練習していることが多く、場合によってはB durしかやっていないところもあります。調号が少ないものばかり練習していると、シャープやフラットがたくさん付いている調にたいして苦手意識を持ってしまい、演奏に支障が出てしまうので、ぜひすべての音階を演奏できるようになって欲しいですし、そのためにはまず調の仕組みを理解する必要がある、というわけです。

現在、隔週土曜日の朝に更新をしているトランペットや音楽に特化した「ラッパの吹き方:Re」というブログがありまして、その過去の記事を掘り返して紹介しています。


今日ご紹介するのは「調と音階について その1」という記事です。

調や音階の仕組みをあまり理解できていない、という方や音階が苦手な方はぜひご覧ください。できるだけわかりやすく解説しています!



荻原明(おぎわらあきら)

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