スーパーで舌打ちされた話。

よく行く近所のスーパーは、ただでさえ狭い空間にこれでもかと商品を陳列するので、人がひとり通れるくらいしか道がありません。

だから買い忘れがあった日には「すいません、すいません!」と振り出しに戻るような、そんなお店です。品物の物色なんてできません。あらかじめ買うものを決めて、ルートを確認して買うのです。


そんなスーパーで先日、やはり激混みの中にレジに並んでいたところ、足元を後ろからグイグイとカゴで押されたので、なんだよ並んでんだぞー、と思って見てみたら、2歳くらいでしょうか、子どもが割り込んできました。


どうやら僕の前にいる女性のお子さんのようです。


お母さんの真似をして買い物カゴを持ってますが、その中にはぬいぐるみ。カワイイ。


それにしてもこの店は本当に混むので、特売の日になると20分並んだことがあります。


レジの話は以前にも書いたのでぜひ。



この日も並びましたねー。だから子どもなんてじっとしてられませんよね。僕だってこんなに並び続けるならフラフラしたくなるから。


そんなこと思っていたら、前にいた子どもが増えてました。同じ服を着て同じ背格好で同じ顔。なんと(多分)双子!お店のどこかにいたようです。


じっとしてられない子どもが二人、ウロウロウロウロ、レジの中に入ったり、商品を手に取ったり、僕のカゴに入っている商品も物色していました。なんだか買い方チェックされてるみたいでイヤだなあ。


お母さんも「ダメでしょ」「やめなさい」「戻ってきなさい」の連呼で、かなりお疲れでイライラしているみたいです。まあ大変だろうなとは思います。


お店が狭ければサッカー台(袋詰めするところ)も狭く、お客さんの数と面積が圧倒的におかしいこのお店は、レジさばきがどれだけ早くても、サッカーのところで時間がかかるので、ここでも混雑必至。


先ほど前にいた双子のお母さんも必死に袋詰めしながら「ここにいて!動かないで!」と二人を食い止めますが、その横が空いたのでカゴを隣に置いたらですね、そのお母さんになぜか睨まれまして、

「チッ!」


と舌打ちされました。ポリ袋になるロールってあるじゃないですか。

これ。これを目の前で「ビッッ!!!」「ビッッ!!!」「ビッッ!!!」をとてつもない勢いで破ってくるから、殴られそうで怖い。

え?え?え?なんでー????イライラMAX?

なんかした俺ー!?



このブログで子育ての辛さガー、お母さんは大変なんだヨーとかそんな話するつもりは一切ありません。そうじゃなくてさ、どんなときだって



他人にイライラぶつけるのやめなさいって。



あなたがどれだけ大変かなんてわからないし、わかろうとも思わないけど、そういうことしちゃあいけませんよ。

明らかに悪いことしている人やルールを守れない人に諭したいならばそうすればいい。それは僕もそう思うし、することもある。

でも僕はこのとき何もしてない。むしろ子どもが僕の買う商品を物色したりぶつかってきたりしてもそれに気づかないし、だからすいませんの一言も言えない親のほうに謝って欲しいくらい(まああれだけテンパってるんだから無理だろうけど)。



心にゆとりを持ちたいですね。


コーヒー飲もう。




荻原明(おぎわらあきら)




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