500人の統計で「世論」とは呼べない。

世論調査で内閣支持率とかいろんな統計を公表してテレビや新聞で大々的に公表していますが、その調査方法について確認してみるとまあひどい。


これは毎日新聞ですが、たったの506人の回答。これを民意として見るにはあまりにも人数が少ない。だって、僕個人のツイッターアカウントでさえ現時点で1,300弱。ラッパの吹き方botは3,600程度ですよ。1個人と繋がっているアカウントでこの数ですから、例えば僕がツイッターでアンケートとったらもっと詳細な結果になる...と同時に非常に偏った結果になるとも言えます。


毎日新聞の世論調査はしかも電話。


しかも固定電話も含めているわけで、今固定電話を家に繋げていて、しかも電話がかかってきたらきちんと受話器をあげて通話するのって、昔からある家庭がほとんどでしょう。要するに年配かお年寄りの家庭。若いひとたちはいちいち固定電話の契約などしないし、僕も昔はFAXが仕事に必要だったから一応繋げているけど、固定電話にかけてくるところなんてもうほとんど存在しないので一年に1回かかってくるかです。鳴っても出ないし、留守電も聞いてません。どうせ業者だから。


携帯やスマホに見知らぬところから予告なく電話がかかってきてとります?まず取らないですよね。危険な電話かもしれないし。


こんなんで「世論」とは呼べません。


だからもうこの昭和から変わらない方法で調査しても、まったくもって意味がないわけです。

実際にツイッターやインターネットを含めた調査をすると結果が多分全然違うと思いますよ。


メディアってのは昔から印象操作が常套手段。見出しや調査結果のグラフを視覚的にだけ捉えて納得しないことが大切です。フェイクニュースも増えていますから、きちんと裏を取る習慣を身に付けたいですね。



荻原明(おぎわらあきら)

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