日本が何かすれば韓国が怒り、韓国が何かすれば日本が怒り、あまり仲が良い状態ではありませんが、Twitterを見ていたら日本に遊びにきた韓国人が日本人に暴言を吐かれて辛かった、という書き込みがありました。
大昔からこういうのありますね。その韓国人は別に何か悪さをしたわけでなく、ただ韓国人だから、という理由だけで辛い目に遭ってしまう。これはよろしくない。
ただ、僕は思うんです。国と国の仲が悪くなると、「私の韓国人は良い人だよ!だから韓国のこと悪く言わないで!」といったことをいう人が必ずいます。
しかしそれは視点が違います。
問題なのは国民という個人ではなくて、国を代表する政治家や何かしらの代表と言った直接国の名前を背負って何かをしている人の言動なのです。
国民の代表が相手国に対して攻撃的な発言をしたとか何か具体的な行動に出たとか、それが問題なのだときちんと線引きして理解しておかないと、「私の友達の韓国人は...」などと的外れなことを言ってしまって余計に混乱するのです。
だって犯罪を犯した日本人がいるからと言って、日本人は凶悪だ、などと言えるわけがないでしょう。それと同じことです。
ただねぇ、モラルがないアジア人観光客には辟易します。最近はほんの少しだけ減った気もしますが、以前北海道旅行の最中に特急電車の指定席に自由席チケットしか持ってない中国人がドッカリ座って、その席のチケットを持っていた日本人と口論になり、車掌が来て大騒ぎになったところを遭遇しました。
真後ろの席だったので、スマホの中国語翻訳機能を使って指定席だと伝えたら移動しました(謝りもせずに!)。スマホ便利!
このような実害を及ぼす個人は観光だろうが何だろうがその場では咎められても仕方がないと思っています(当事者になる可能性も、自分が無意識に加害者になる可能性もある)。でもこの話、国の名前を背負っているわけではないから「中国ってのはホントにもう」...とか言うのは間違ってると思います。国民性ってのはありますけどね。
荻原明(おぎわらあきら)
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