吹いてみた動画

4月から1分程度の動画でトランペットの扱い方や奏法、音楽のことを好き勝手に話す「トランペットピンポイントアドバイス」を勝手に公開することにしました。

その中に、たまーに「吹いてみた動画」も載せよう思ってとりあえず手元にCD付きの楽譜があったのでそれを使って録音してみることになったわけですが、ここまでの道のりは結構大変でした。


まず、みんなどうやってあんなキレイな音で録音しているのだろうという疑問。


よく勘違いされますが、僕はパソコンやら機械やらに別に詳しくありません。そりゃあMacを使って楽譜を書いたり字を書いたりは25年前からやってますから、キーボードを打つのは慣れていますけど、それとパソコンの中身が詳しいことは全然別なのです。


で、マイクやインターフェースが必要なのはオンラインレッスンで学びましたが、肝心のそれを録音する方法がわからない。わからないというよりも何かソフトを買わないといけない?じゃあ何が良い?とか調べてもわからなくて、結構良いお値段だったりとか、そこで行き詰まっていたのですが、調べていくとなんだか「GarageBand」という言葉が良く出てきて、あれ?ガレージバンドってMacに最初から付いてるやつだよね?使い方わからないし使うこともないだろうからフォルダの奥底に沈んだままでした。


なんとこのGarageBand、まさに自分が探していたヤツじゃないですか!灯台下暗し。大正デモクラシー。


ってまあこんなレベルです。


おかげで無事録音や編集ができるようになりましたが、今度はマイクの位置やボリュームなどのベストな設定がわからない。レッスンの合間に試行錯誤を繰り返して、録音して、いろんなスピーカーや端末でサウンドチェックして、やっぱり納得できずに何度も何度も録っては聴いての繰り返し。レッスンの合間に全然休憩していないということを繰り返しています。


うーん、難しい。


そんな中で、いくつか編集まで終えた「吹いてみた動画」をYouTubeにストックしていますが、その中から先日映画が公開されたエヴァンゲリオンにちなんで、テレビ版の主題歌だった「残酷な天使のテーゼ」を演奏してみました。

「トランペットピンポイントアドバイス」のオマケのような、番外編のような扱いをするつもりなので、オープニング画像もサムネイルもこんな感じです。




しかしマイクを通してリバーブをかけただけでこんなに音が変わるとは。なんかこういうサウンド、昔からCDとかで聴いた記憶があるぞ!と、録音して初めてしったこと、合点がいったことが結構あります。なるほど、このサウンドはこんな感じで録音したものだったのか、と。子どもの頃に「自分の声を録音してびっくりする(ショックを受ける)」みたいな雰囲気です。

マイクの種類を変えたり、距離や位置、音量やバランスを変えるとひとつとして同じ聴こえ方がしないので面白いです。生音とはだいぶ違いますが、ひとつの作品として聴いていただければと思います。僕は今までインターネット上では文章ばっかり掲載してきたので、実際に演奏している音を聴いたことがなくて新鮮かもしれませんし、もしかすると「コイツ、ホントにラッパ吹けるだな」と思われたかもしれません。


ほかの演奏動画についてはいつかのタイミングで少しずつ公開します。

YouTubeのチャンネル登録をしていただけるか、TwitterなどのSNSをフォローしていただけると情報が届くのが早いと思います。

以下のリンクはピンポイントアドバイスの再生リストです。

よろしくお願いします。



荻原明(おぎわらあきら)

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