3月の「フレキシブルアンサンブル」

講師をしているプレスト音楽教室では「トランペット"フレキシブル"アンサンブル」という新企画を始めました。

日程だけ決まっていますが、その内容は参加される方にすべて委ねるというもの。演奏する曲も、内容も、例えばアンサンブルの基礎を学びたいとか、音程を合わせるってどうすれば良いか、とか、もしくは「こまけぇこたぁいいから曲をいっぱい吹いて楽しみたい」というのも、もちろんアリ。


ありがたいことに2重奏で二組のアンサンブルを、そして、同時に3名の方が集まっていただけた回がありまして、3重奏と僕が入って4重奏を楽しむ回もできました。

上の写真は、教室の最も大きな「アンサンブルスタジオ」にて4重奏を行った回ですが、密を避けるために部屋の四隅に座ってもらい、アンサンブルをしました。

こちらの動画は二重奏で参加してくださった方で、とにかく1時間、できるだけたくさんの曲を合わせてみました。とは言え、間髪入れずに吹き続けるのは不可能ですから、間に演奏のヒントになること、フレーズの捉え方、アンサンブルのコツなどについてもお話して、「通し→解説→通し」という流れで7曲演奏しました。かなり充実した時間でした。


コロナ禍でアンサンブルをする機会もめっきり減ってしまいましたので、本当に久しぶりに合わせができて楽しかった、とおっしゃっていただき、企画してよかったと心から思っています。やっぱりトランペットは他の人と一緒に演奏するのが一番楽しいですよね。


新年度に入り、部活動や楽団も少しずつ再開できるようになりそうですが、では今度は、リハビリをかねてアンサンブルをするのはいかがでしょうか。コロナ禍で結構長期間アンサンブルをしていない方、多いはずなので、一緒に感覚を取り戻しませんか?

他にも、演奏のクオリティをあげるための下準備として、アンサンブルを通してテクニックの向上や基礎力を磨いていくのも良いと思います(そういったアンサンブルの基礎を学ぶ教則本もあります)。演奏する曲が決まっているのでしたら、僕がどこかのパートを担当して、パート練習などもできます!


フレキシブルアンサンブルは通常の個人レッスンと違って、一緒に音を出すことが基本になっていますので、より直接的なレッスンや体験ができます。現在は5月以降のアンサンブル参加者を募集しておりますので、ぜひご検討ください。


詳細はこちら。

荻原明(おぎわらあきら)

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