東京音大トランペット科の学外演奏会

東京音大トランペット科の学外公演が先日開催されました。

コロナ禍になって音楽の世界も非常に制限が厳しくなってしまい、プロの活動はある程度実施できていますが、公共機関などと密接に関係する市民バンドや学校内で行う部活動はほとんど活動できていないと聞きます。

大学は、そのちょうど中間点にあるような状況で、どのくらい自主的に意識をして実施できるかを問われているように感じます。ラッパ科の学生も全員がPCR検査をしたり、練習から本番までの感染防止対策、入場時のお客さんへの対応に関してもかなり頑張っていました。


制限がかなりあったため、毎回恒例の学生全員による大編成もできず(本来であれば僕の編曲作品を使ってくれる予定でした)、様々なことが変更になり、練習もままならない状況だったと思いますが、本当に一生懸命頑張って開催したことが素晴らしいと思います。


僕は吹奏楽アカデミー専攻という、いわゆる音大のトランペットの「器楽科」とは違うところにいますが、アカデミーからも学生が参加しており、その垣根を超えて一緒に演奏している姿を見て、なんだか安心しました。専攻は違っても、同じトランペットに励む者どうしですから、どんどん仲良くなってほしいと切に願います。


9月になると秋学期(後期)が始まります。コロナの影響でさらに制限されることが増えそうな気もしますが、できることを精一杯やるしかないな、と思います。


お疲れ様でした!



荻原明(おぎわらあきら)



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