第10回トランペットオンライン講習会レポート

10月2日に第10回目となるトランペットオンライン講習会を開催いたしました。

ついにここまで来たか、という感じです。


今回は第9回目に続きましてアーバン作曲「華麗なる幻想曲」を題材に曲に出てくるテクニックの練習方法や、効率的な譜読みについてのお話をしました。

前回に引き続き、オンラインレッスン形式での講習会でしたので、生徒さん役には東京音大の器楽科2年生の山内さんにご協力いただきました。


この作品、音大入試の課題になっているため、結構難しいところも多いです。変奏曲と言って、テーマになるメロディを様々な技巧的パターンに変えていくスタイルをとっているために、今回取り上げた箇所はダブルタンギングとトリプルタンギングの連続です。何かの作品を演奏していて、その延々とダブルタンギングが出てくるというのは少ないと思いますが、このようなテクニカルな箇所を演奏できるようにするためにどのようなストーリーを組むと効率的か、そんなお話をしました。

また、前回取り上げていなかったこの作品の冒頭にある「イントロダクション」についても触れ、作品がどのように構成されているかを確認した上でブロック分けをして練習をすること、そしてイントロダクションの最後に出てくる短いカデンツァの演奏方法についても解説しました。


今回のアーカイブは今日中に頑張って編集し、チケットをご購入下さった皆様にお渡し、そしてBASEにて販売を致します。もう少々お待ちください。


トランペット講習会は10月23日(土)の第11回が最終回となります。「指揮者、指導者がよく使う言葉の翻訳をしよう」と題して、合奏やレッスンで言われた言葉で、いまいち理解できなかったこと、本当などんなことを伝えようをされていたのか、そうしたことについて考えてみたいと思います。

この講習会は理想を言えば僕だけでなく、参加してくださった方の考えなどもお聞かせいただけると面白いな、と思っていますが、すでに結構なりょうが集まっております。中には想像を超えた指揮者、指導者さんからの言葉もあって面白いです。こちらの回もぜひご参加ください。


最終回ではありますが、1回分お安くなっているフリーパスがおすすめです。こちらをご購入いただきますと、これまで開催したすべてのアーカイブをお渡しします。ぜひご検討ください。

また、この回だけご参加を希望される方は、Peatix(ピーティックス)にてお求めいただけます。お支払いが完了すると自動的にメールで参加URLが発行されるので、当日時間になりましたらそこから入室していただくだけのとても簡単なシステムです。もちろんこちらからご参加いただいた方へもアーカイブをお渡し致します。

今回はトランペットだけでなく楽典のオンライン講習会も並行して開催しております。オンライン講習会2021の詳細はこちらのページでご覧いただけます。

皆様のご参加、お待ちしております!




荻原明(おぎわらあきら)

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