対面で少人数講習会のようなものを開くのはいかがですか?

講師をしているプレスト音楽教室の特徴のひとつとして、「コマ数」でレッスンを実施している点が挙げられると思われます。


わかりやすく言いますと、入会時に1ヶ月で何回レッスンを受けるかを生徒さんに決めていただくのですが、この回数は結局のところ「年間で何回レッスンを受けるか」という解釈で、例えば1ヶ月60分2回というコースを設定した場合、年間で24回レッスンを受けることになります。

年間で回数を考えることによって、例えば「今月はとても忙しくてレッスンに1回しか来られない」となった場合、未消化の1回分を翌月以降に繰り越せたり、60分レッスンのところを90分のレッスンにして未消化分を解消することもできます。少々裏技的な方法としては、今月本番があるので、翌月分を先取りしてレッスン回数を増やす、なんてこともできます。


世の中の音楽教室のほとんどは、毎週何曜日の何時と決まっているため、お仕事や勉強が忙しい方には同じ日時にレッスンを受けられる保証がないため、入会に踏み切ることができない方も多いと思いますが、このようにプレスト音楽教室はレッスン回数についてもかなりフレキシブルな考え方で実施しているため、忙しい方でも安心して入会することができます。

また、1ヶ月単位でレッスン回数や時間を変更することもできます。

ただ、そんな制度の欠点が浮き彫りになったのが昨年からのコロナ禍の影響です。多くの生徒さんが一時的にレッスンにこられなくなり、未消化時間が増えてしまいました。未消化分が蓄積すると、まさか1ヶ月に5回も6回もレッスンを受けるわけには行きませんから、どうしたものかと考えていたところ、ある生徒さんから、外部のご友人と一緒にグループレッスンを受けてみたいというご提案をいただきまして、実施したことがあります。未消化分のコマを外部の方に充てた、という形です。かなり特殊な例ですが教室側からOKが出ました。


他にも、複数の未消化分のある生徒さんに「気軽にトランペットアンサンブルやりませんか?」と声をかけて、3名の方と3重奏や荻原も参加して4重奏のアンサンブルを楽しんだこともあります。ちょうど次の日曜日にも行います。


そして先日も生徒さんから新たに「講習会とグループレッスンの中間のような状態で基礎的なレッスン+簡単なアンサンブルを実施するのはどうか」という大変興味深いご提案をいただきました。例えば、アンサンブルやハーモニーの基礎のレッスンを実践した上で、最後にまとめとして簡単なアンサンブルにチャレンジしてみる、といった具合です。

なるほどこれだったら例えば120分くらい使ってじっくり基礎的なところを確認して、アンサブルで習ったことを即実践してみる、ということができるのではと思います。

アンサンブルだけでなく呼吸に関してじっくり丁寧にお話しするとか、タンギングに特化した内容にするとか、いろいろ可能性があるかもしれません。今なら少人数であれば対面もできそうですし、なによりこれは外部の方に単発で参加をしていただくこともできそうです。そこで

先日Twitterでアンケートを公開いたしまして、あと3日ほど残っています。ぜひご協力ください。

ということで、来年1月以降に何度か実施できればと思っています。具体的に考えて決まりましたら改めて募集しますし、「こんな内容だったら」とか「こんな形で実施してみたら」などご意見、ご提案ございましたらこの記事のコメント欄などでぜひお聞かせください。




荻原明(おぎわらあきら)

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