Twitterのトレンドで「テレホーダイ」の見出しがあって、そのワード自体がものすごく懐かしく、反応してしまいました。
テレホーダイって多分40代以上の人しかわからないのでは、と思うのですが、昔はインターネットに接続するには、電話線をひっぱってパソコンに差し込むことで通信ができていたんです。ですからインターネットに繋がっている時は、電話をかけている状態というわけです。
今となっては固定電話(家の中でしか使えない電話)すら減ってきているので、何を言ってるのかまったくわからないという若い方もいらっしゃるかもしれません。
20年くらい前までは普通だったんですけどね。
インターネットをするために通話状態をキープしているということは、長く使えば使うほど電話料金がかかるわけで、何も考えずダラダラ使っていたら尋常じゃない金額を請求されてしまいます。そこでNTTから「テレホーダイ」というサービスが人気だったわけです。すごいネーミング。
テレホーダイは23時から翌朝8時までの間、電話料金が一律になるサービスで、この時間帯にインターネットに接続しておけば定額なので安心して使えたわけです。
当時は今よりも若干マニアックな世界だったインターネットは、深夜になると活性化し、夜中のテンションで入り込む人が多かったので余計に変な世界だった印象があります(自分も含めて)。結果、寝不足になる人が多かったり、昼夜の生活リズムが崩れる人が増えたり(自分です)、多分そういうことがあったからか、インターネットに対して悪い印象を持つ人も多かったように思います。特に学校とかは推奨しない、極力使わせない指導をしていたように感じます。
そのテレホーダイが終了するのだそうで、どちらかと言えば「え、まだあったんだ」のほうが先にきましたが、実際このサービスを使っている方はどれくらいいらっしゃって、なぜWi-Fiではないのかが気になるところです。
Twitterに突然出てきたトレンドワードに懐かしさを覚えた40代の荻原でした。
荻原明(おぎわらあきら)
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