昨日と一昨日、1月22日(土)と23日(日)の2日にわたって第1回目となる「トランペットアンサンブル講習会」を開催しました!
この講習会はテーマの異なる全6回の企画で、アンサンブルや合奏と関連付けた内容をお話し、実践する流れとなっています。
第1回目は出だしの合図「アインザッツ」がテーマでした。
指揮者のいないアンサンブルでは誰かが合図を出さなければ曲が始まりませんが、その合図の出し方でも音楽がだいぶ変わります。合図の出し方の基本だけでなく、できるだけその作品に合い、なおかつ自分のイメージする音楽を他の奏者と共有するための方法を、一般的に出てくるであろう表紙やテンポの楽譜を用いて実践しました。
4/4拍子、2/4、3/4、6/8(in 2)、6/8(in6)、2/2の1拍目アタマからスタートする曲と、それぞれのアウフタクトからスタートする場合の曲を用いて、それぞれの冒頭部分だけ皆さんにもアインザッツを出してもらい、その作品に最も良いと思われる方法について考えてみました。
他にも、フェルマータをどのように扱うのか、音の終わらせ方はどうすれば良いか、アンサンブルをする上で全員が理解しておきたいことなども取り上げ、あっという間の90分でした(一応1講習60分とは言っていますが今後も多分終わらないだろうと思っています)。
コロナ禍が続いていて、不安になる方も多いかもしれませんが、ご覧の通り少人数で行っていますし(最大4名)、こんな時こそ基礎力をアップする良い機会ではないかと思います。
次回は2月20日(日)16:00より第2回目「基礎的なハーモニーの仕組み」について行います。ぜひご参加ください!現時点であと1名募集しております。詳しくは以下のリンクをご覧ください。
荻原明(おぎわらあきら)
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