正月感とは

正月だなー!


って実感みなさんどれくらいありますか?


僕は年々「正月感」が薄れております。


なぜだろう。昨日熟考したのですが、解答にはたどり着かず。


妻に、音楽ではないかと指摘され、試しに宮城道雄の春の海をYoutubeで流してみるも、これではただの民放正月番組のオープニングではないかということで却下。


一日ダラダラしてみたり、箱根駅伝からの高校サッカーだったりしても特に実感もなく。


では、昔は何をきっかけに正月を感じていたのだろうかと思い出してみると、冬休みでもなくおせちでもなく、まさかのお年玉でもありませんでした。僕が一番正月だなあと子どもの頃にしみじみ感じていたのは、

出典:https://hyozaemon.com/roots-iwaibashi



これ。

調べてみると「祝い箸」と言うらしいですが、お正月の朝起きて食卓に行くといつもと違う箸が並べてあるこのスペシャル感。これから出てくる食事もいつもと違うおせち料理とお雑煮。


あ!お年玉がもらえるではないか!

昨日夜更かししたからまだ眠い。

でも今は冬休みではないか!

(テレビにやたらと出てくる芸人がうるさくてしかたない)


連鎖的スペシャル感。


まとめると、昔の僕の正月感は以下のようになりました。



祝い箸>おせち>お年玉>初詣>紅白歌合戦>冬休み>>>>>>芸人うるさい



この順番だったようです。



物事ってどうしても注目される物事=メインだとプロデュースする側は考えてしまいますが、そうではない注目の仕方の人も一定数いるのだと理解をしているかいないかで完成度がかなり違うと思うのです。


物事を俯瞰して見たり、見る角度を変えてみたり、自分と真逆の発想を持ってみたり、そうすることでしか発見できないものも大切にしたいと思いました。


しかし、正月感がまるでない。





荻原明(おぎわらあきら)


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