軸を作って差し込んでおいたほうが安定します。

算数の時点ですでに苦手意識が強い子どもでした。

それが中学、高校に進むとますます苦手意識が強くなったその理由は、根拠や原理などの説明がなかったり、説明されても複雑すぎてさっぱりわからなかったからで、そして僕の数学嫌いが頂点に達した言葉が、


「理屈なんでどうでもいいから公式に当てはめればいいんだよ」


でした。

いや、理屈が大事なんじゃないのか?なぜそうなるのか説明が欲しい。そう思っていたからテストの点数も悪くて、大変でした。

まあ、僕が悪いんですけどね、昔から家にあったラジオとか小さな機会、機械仕掛けのおもちゃなんかは片っ端から蓋を開けて中を見ないと気が済まなかったので。


飽き性じゃなかったら工学とかそっちの道に進んだのかな。でも理数系の勉強はホントに嫌いでした。


いや、何の話かと言うと、楽譜を読む上でも「なんでそうなったのか」が少しでも含まれた説明のほうが思考の軸がぶれにくい、といつも考えています。逆に「なんかよくわからないけど覚えてしまえ」というのは、不安定な置物を適当にテーブルに置いただけような、ちょっとしたはずみで倒れたりなくしたりししそうで、それなら軸を作ってきちんと差し込んで固定しておけばいつまでも安定していられるじゃないですか。

僕はそんなふうに理解したいし、相手にもそうした説明ができるようになりたいと思っているわけです。


なので、テンポって何?とか、拍子って何?とか小節線って何?と聞かれた時、ただ表面的な解説をするのではなく、なぜそれが生まれたのか、音楽においてなぜそれが必要なのか、そんなことを添えた上で説明をするように心がけています。


過去に書いたブログはどうしても時間が経つと埋もれてしまいます。現在隔週土曜日に更新しております「ラッパの吹き方:Re」の過去記事をこのような形で掘り起こしていまして、よかったらぜひ記事をご覧になってください。


今回ご紹介するのはテンポ、小節と小節線、拍子についての記事です。

荻原明(おぎわらあきら)

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