昨日4月30日は、不定期で開催している特別レッスンでした。
僕のスケジュール調整がうまくいったときに突発的に開催するトランペットの個人レッスン。音楽教室で開催しますが、外部の方が参加できるシステムです。
というのを僕が勝手に作ってやらせてもらっています。
突発的な開催なのに、これまでに多くの方が参加してくださっております。ありがとうございます。
初めていらしてくださる方もたくさんいらっしゃいますが、予定を合わせてこれまでに何度も参加してくださる方もいらっしゃいます。
今回特に驚いたのが、これまでに2度目以上参加してくださっている方みなさんが前回よりも圧倒的に上達していたということ。
もちろんその上達はご本人の努力によるものですが、その背中を少しでも押せているかもしれないことがとても嬉しいです。
レッスンをしていて思うことは、どんな人でもきちんと正しい解釈で練習を進めていけば必ず上達するということ。
僕はしばしば上達は「歯車を嚙みあわせる」ことに例えます。
奏法に関する知識や具体的なからだの使い方などを手に入れるということは、歯車を手に入れることと同じです。
その手に入れたいくつかの歯車を丁寧に正しく嚙みあわせることができれば、目的は達成されます。
何十年とトランペットを吹いてきて、練習しても苦手なことや解決しないことがあって僕のところへいらしてくださる方は、たくさんの歯車を手に入れているにも関わらず、その噛み合わせ方や、どれとどれが噛み合うのかがわからないでいる場合がほとんどです。
ですから、僕はひとつの目的を達成するために必要な歯車がどれなのか、
そしてそれらが噛み合うということはどういったことなのか、
それを順序よく説明し、実践していきます。
すると、今までずっとできなかったことがあっという間に解決したり、少し時間がかかっても今回のように次にお会いしたときには自然にできるようになっていることがとても多いのです。
トランペットの演奏はとても複雑に思われがちですが、ひとつひとつはとてもシンプルです。
レッスンで僕がやっていることは、単なる知識と方法の整理、そしてそれらの噛み合わせを解説し、方法をお伝えするだけです。
レッスンで悩みが解決して嬉しそうにしてくださる顔をみられることがとても嬉しく、今回の特別レッスンもあっという間に朝から夜まで終わってしまいました。
今後も時間が調整できたら特別レッスンを開催しますし、以前やっていた講習会や、公開レッスンなんかも実施していきたいと考えています。
今後ともよろしくおねがいします!
荻原明(おぎわらあきら)
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