ウオノメ奇譚

昨日紹介したピストンフェルト、ウオノメパッチに似てると思いません?


ウオノメ…




今思い出しても不思議な出来事ですが、中学生のとき、足の裏に無数のウオノメができた記憶があります。


結構長い期間それがあり、歩くと痛かった記憶もあります。


ついクセでウオノメの角質を剥がして出血したり、とにかくこの大量のウオノメは何とかならないのかと苦労していました。



ある日のこと、体育祭の練習がありました。


体操だったか何だったか忘れましたが、全員裸足になるよう言われたのです。

靴で歩くだけでもしんどいのに、この期に及んで砂の上に裸足とは!


しかたないので砂...どちらかと言うと砂状になったジャリといった感じでしょうか、その硬い大地の上に裸足で2時間ほど過ごしました。


時間が経つにつれて足の裏の痛みもなくなってきたのですが、


帰宅してびっくり。


いや、このへんの時間的な部分の記憶が欠落しているのです。


体育祭の練習の後、ふと足の裏をみたら、あんなに大量にあったウオノメがすっきりなくなっていたんです。


ジャリで擦られて全部剥がれたんだろう、と思うかもしれませんが、そうではないのです。


だって、ツルツルなんだもの。


要するに傷跡一つないのです。



そんなことあります?

多分長くても数日の出来事です。皮膚の再生ってそんな早くありませんよね。



夢だったのか。


いや、でもはっきり覚えているし。







荻原明(その後ウオノメができたことはありません)

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