これは大変な編曲でした。
レスピーギ作曲「交響詩 ローマの松」
とにかく、とっかかりやすいのから、と思って4曲目の「アッピア街道の松」を書き、2の「カタコンブ付近の松」を書き、そこまではよかったのですが、3のジャニコロは楽譜がとてもゴチャっとしているのでなんとなく逃げていて、でもそんなわけにいかないと書き始め、なんとか終わらせたところで、6月が終わってしまいました。
練習が7月から始まるということで、とにかく楽譜がなければ!と焦ってここまで作って送ったとこまではよかったんです。
でも精根尽きてしまいまして。
「え〜、1曲目?なにそれ?まだあったっけ?」
みたいな精神状態が数日続きましたが、そんなこと言ってられないと取り掛かり始めました。
が、
これは...すごいややこしい。というか、トランペットの音域にひっかかる音が少なすぎる。ヘタするとピッコロトランペットでずっと信じられないハイノートを出すことになってしまう。でもそれはマズい。意味がない。
もうこうなると仕方がないです。鍵盤打楽器大活躍。
さて、どんな完成度になっているのか...。今回ばかりは自分でも想像できません。怖すぎ。
編曲をするとき、先入観が強くなってしまうのであまりオリジナルの音源を聴かないようにしているのですが、今回ばかりはいろんな演奏を聴きました。
Apple musicに入っているので、こういう時はとても便利ですね。いろんなのを片っ端から聴ける。
検索に「ローマの松」と入れたら、当然ローマの松か、もしくはそれに近いローマ三部作あたりで画面が埋め尽くされると思うじゃないですか。
しかし検索結果はこうなりました。
...な、なんで?イタリア繋がり?
いや、でもそれにしても幅きかせすぎじゃね?
おおぅ...
ううう。
ドヤァ
いやあ、すごい圧力。
荻原明(おぎわらあきら)
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