甲子園が始まりましたが、ホントに体調だけは気をつけてもらいたい。選手もスタッフも応援団もお客さんも。
僕は小学生の頃、野球は観るのもするのも好きでしたが、マルガリータになるのが納得できなかったので少年野球チームには入りませんでした。野球より髪が大事なのではなくて、野球をするのに丸刈りになる意味が理解できなかったので従わなかった=入団できないということ。
その代わり、放課後は友達と空き地や公園でビニールバットと軟球で野球をしていました。
空き地って、ドラえもんの世界みたいですね。正しくはどこかの敷地だったのでしょうが、勝手にフェンスを越えて遊んでいました。だからたまに怒られた。
スポーツってその競技にしか使わない用語がたくさんありますよね。しかも外国産が多いために横文字が多い。
例えば野球でピッチャーが4つボールを出してしまったとき、何て言いますか?
ファーボール?フォアボール?
僕は今でも英語が全然ダメですから、英語の授業などなかった小学生の頃など当然理解できるはずもなく、したがって、この「ファー」だか「フォア」だかわからん明石家さんまさんの笑い声みたいな発音が、一体何を意味を持った発音なのかわからないままにボールを4つ出したときにファーファー言ってたのを覚えています。
4つのボールだからfour、フォーが結果的にフォアとかファーになったんですね。なるほど最近知りました。ちなみにアメリカでは「walk」と言うらしい。全然違うし。
土曜日の午後は小学校の特設サッカークラブに所属していました。
でも全然ルールわからなくて、教えてくれる人もいなくて...というかわからないならなぜ自分から聞いたり調べたいしないんだ、と今となっては思うわけですが、ともかく知らないまま試合をしていた無法者でした。このサッカーでもわからない言葉がありました。
スローイン。
サイドラインにボールを出してしまったとき、出した相手チームがその場所からボールを投げ入れる行為なんですが、いや、そのルールはわかるんですが、
すろーにんてなに?
苦労人?
僕ずっと「スローニン」って言ってました。でもなんか違うような気もしていたので、語尾をゴニョっとして発音してました。
「スロー...nン」
throwしてinするからスローインなんですね。そのまんまじゃん。
でもそんなこと言ったら音楽の世界の言葉もわかりにくいの多いですよね。
ゲネプロとかトラとか舞台関係の人しか使わないし、僕が最初意味わからなかったのは「板付き」。幕が上がる前にステージスタンバイすることを言いますが、板好きって聞こえてたし。耳悪いのかな。
「板好きでおねがいしまーす」
「別に好きでも嫌いでもなんだけどなあ」
荻原明(おぎわらあきら)
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