早朝に仕事に出かけるため、マンションの玄関を出たら、派手なスーツをだらしなく着た20代後半くらいの兄さん2人がすごい至近距離で向き合ってるので、ちゅーでもしてんのかと思ったらケンカでした。
その間に入って「まあ、まあ」と言ってる人がひとりと、少し離れたところで拾ったのか折ったのか長い枝を持って建物の壁を蹴って壁に喧嘩を売ってる兄さんがひとり。
あかんやつや。
って感じ。近づかない方がいい。とくに壁に喧嘩売ってるのは結構ヤバいかもしれないぞ。酔っ払いすぎか、薬か。
でも、喧嘩してるほうは興味があったので少し接近してみたのですがそのとき、
ゾワッ!
体の上半身左半分が強烈にゾワっとしました。
ああ、これは良くない。良くないぞ!
言われたことがあるのですが僕は目に見えない悪いものに憑依されやすい体質らしく、だいぶ前にそういうのが見える人に僕の後ろの背景が真っ黒すぎて見えないと言われたことがあります。怖っ。
そこ頃、ホラー映画をとてつもないハイペースで観ていたんです。なんでそんなにホラー映画ばかりを観たくなったのか自分でもわかりませんが、レンタル屋さんに返却しては次のホラー映画を借り、寝る間を惜しんで観ていたことがあります。「怪談新耳袋」のテレビシリーズから映画まで短期間で多分全部観たと思いますし、もうとにかく絶対つまんないだろっていう投稿型心霊ビデオとか日本のホラー映画ばかりを集中的に観ていました。
そのときは自分でもどうにもならないくらい思考がダークで、常にイライラしていました。
憑いてたんだなあ...。
友人に半ば強制的に箱根神社に連行されたのもそのときで、あの地に踏み入った瞬間、体がスッと軽くなったのを覚えています。それ以来ホラーは極力観ないようにして、ダークな思考にならないように心がけています。
ただですね、その頃の一連の何かがきっかけなのか、近くにいる人が当時の僕のような状況になっていると、左の上半身がゾクゾクするようになったんです。
例えば電車に乗ってつり革につかまっているとき、次の駅で隣に人がきた瞬間、
ゾワワワッ
と急に左腕の血の気が引くことがあります。真夏でも左だけ冷えてる感じ。
ただ、最近はホラー映画もまったく観ることなく平穏に過ごしているためそのことをすっかり忘れていたのですが、あの喧嘩してる人の近くを通ったらかなり強烈なゾワワがあったので早急に離れました。あれはかなり凄かった。だって4,5mは離れていたのにゾワっとしたわけですから。他には誰もいないし、いつも通ってる道だし。
何か悪いものが憑くと、思考がダークになって自分以外の人にも根拠なくそう感じてしまうから、あんな喧嘩を起こしてしまうのだろうな。と思います。
お祓い行ったほうがいいよ。
あと、ちなみにですが、物件情報サイトを観てて「ここちょっとヤだな...」と思って「大島でる」で調べたら事故物件だった、というのもあります。
なんかそういう力があるのでしょうか。
荻原明(おぎわらあきら)
0コメント