チーム一丸

電車に乗っていたとき、広告に目が行きました。


桃太郎の絵。


これはPCサイトから拝借したもので、電車内の広告にしか書いていない言葉がありまして(電車内だったので写真を撮ることができなかったのですが)、


「『チーム一丸となって!』そんなかけ声だけで、個々の力がまとまるなら苦労はありません」


そうそう。これ大事。


この広告では会社の働き方について書いていますが、どの場面でも通用する話だと思います。

例えば今まさに吹奏楽コンクールが熱を帯びてきましたが、「一丸となって」を使っているところ、多いのではないでしょうか。


もちろんこの言葉は気持ちを高めるために使うわけですからそれはそれで悪いことではありませんが、演奏においてはただみんながガムシャラになってもクオリティ高いものは得られません。それよりも自分が場面場面でどんな役割を持っているのか、何をすることが最善なのかを理解して、それぞれが持っている力や魅力を発揮できるように心がけることが大切です。


自分の得意としていることを自分が理解すること。相手の得意としていることを自分が理解してあげること。これってとても大切なことだと思います。


それぞれの人が最も活躍できる環境になることが、結果としてチーム全体の力となる。この発想、意外に持ってない人、団体、会社が少ないように感じます。




荻原明(おぎわらあきら)

0コメント

  • 1000 / 1000