大学同期の友人がこんなツイートをしていました。
中高生のうちは楽器たくさん吹く時間があるんだけど、大人になると練習したくても時間が確保できないのは多分プロもアマも同じなんだよね。(一部の演奏家を除く)
— いわたけいこ。らっぱと作編曲家。 (@Keiko95349) September 2, 2019
だから、どれだけ短時間に効果のある練習をするかっていうのが大切なんだよねえ。
ホントにそうですね。トランペットを手にいている時間はとても長いのですが、レッスンになるとその中で自分だけの時間、というのはウォームアップ程度なこともとても多いです。
自分の演奏にじっくり向き合って練習をする時間。音大生の頃はその時間しかなくて、いくらでも気が済むまで楽器を吹けましたが、今はもうそんな時間は確保できません。
レッスンなどの予定が何も入らない日は基本的に、午前中音出し、午後パソコン仕事、合間を縫って家のことなど、一日でできることをまんべんなくこなすようにしていたのですが、これが性に合わなくて。性格的に一つのことを徹底的にやるほうが好きだし、調子出てきた!というところで次の予定に入らないといけないのは異常なフラストレーション。
ということで、自分のスケジュールが空いている日と音楽教室のスタジオが全日空いている日が合わさったときに、一日中楽器を吹くだけの日を作ろう!と決めて、実行したのが先日のこと。
現役の楽器全部出して、片っ端から吹いて、休憩がてらパソコンで雑務をこなし(ラッパ以外のことしてじゃん!)、また楽器吹いて...を何と11時間続けてみました。トイレ以外スタジオから出てません。
感想としては「まだ時間が足りない」感じ。なんだろう、まだ満たされない。
多分ですが、達成感がないからだと思います。というのも、この日は自分の欲求を満たすために楽器を手にし続けるだけの日なので、効率よく意味のある練習や、自分のスキルアップ研究をわざとしませんでした。それをやると多分数時間で果ててしまうので。
ただただ楽器を吹いているという充足感を得るだけの日。そういうのが欲しかった。
一年に1,2回はこんな日があっても良いと思いました。
最後に楽器4本のメンテナンスをして終わりました。満たされない感じはあったけど、帰宅したらフラフラしてたのでいろいろ消耗していたみたいですね。
荻原明(おぎわらあきら)
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