先月下旬に小池都知事が外出自粛要請を出したその翌日、21時過ぎにいつもの通りがかりにあるスーパーでいつも通り買い物しようと入店すると、
何か様子が違う。
ひとつはお客さんの多さ。いつもこの時間帯は仕事帰りのサラリーマンが数名お酒とツマミを買う程度しかいないのですが、親子連れ家族あり、年配の女性あり。しかも買い物カゴではなくカートを押している人が多い。そんなに大きなスーパーではないのに。
そしてもうひとつは、商品がないこと。これはある程度覚悟していました。カップ麺とか乾麺とか米とか、そういうのはなくなるんだろうな、と。
しかし予想を裏切る品切れの多さ。
水買ってる人、大丈夫か?ライフラインが途絶えているわけではないぞ。
野菜が何もない。そんなに買って、腐るぞ。
お惣菜が何もない。大食いか。
逆にここまで買い占められているのに全然減っていない商品というのもわかりますね。
例えば、ウィルキンソンタンサンはゼロなのにレモン味はいつも通り。お酒は全然売れていない。こんな時こそ飲めばいいのに。豆腐も納豆も全部売れてるのに、もずくは残るのね。好き嫌いってやつ?
こういうの見てるの楽しい。みんな落ち着けって。
そんな中、パン売り場もやはり何もない。
何も?いや、全然売れてないものがあるぞ。
こ、これは...
ローーーーズネットクッキーーーー!
ご存知ですか、ローズネットクッキー。
僕は若い頃、見た目うまそう!と思って買って、甘過ぎてうまー!と食べ終わったあとにカロリーを知ってのけぞった経験から、怖くて食べられなくなった伝説の商品です。
そのカロリー、1個あたり520kcal。ご飯お茶碗に2杯ガッツリ盛ったくらいですかね。調べてみたらビッグマックと同じでした(525kcal)。
しかし、買い溜めしたいのだったら、小さくて高カロリーなものから接種していくべきではないのだろうか。だって飢えたくないんでしょ?
どうでもいいから毎晩の納豆と味噌汁用の豆腐だけ残しておいてくれないかな。あとは家にある食材だけで1ヶ月くらいは持たせられる自身があるからさ。
冷静になろうよ。
震災の教訓がまるで活かされてないよ。
荻原明(おぎわらあきら)
0コメント