4月9日のこのブログにこんな記事を書きました。
音楽教室でも対面のレッスンができなくなってしまったので、この機会にと思って考えていて、翌10日に音楽教室の社長と相談してOKもらったので、今回は全部僕が主導で概要とホームページを作り、確認してもらってさらに翌11日公開という流れになりました。
こういうのはスピードが大事。
昨日実際に教室の生徒さんとオンラインレッスンをしましたが、結構普通にできますね、目の前に生徒さんがいないので、独特な空気感に自分が慣れてしまえば問題ないのかな、といった感じです。
今回オンラインレッスンを行うにあたって最も話題に出たのが、
「家でトランペットは吹けない」
という返事。
ですよねー。今や公共施設もカラオケボックスも利用できなくなっていて、楽器が吹けないんじゃレッスンも何もあったものじゃない。
そもそもレッスンって、何かの楽譜を演奏して、それについてあれやこれやアドバイスを受けるって流れだと、どうしても思ってしまいますよね。
そんなの家でできるかい!って感じです。
もちろんレッスンとはそういうスタイルが一般的です。ただ、僕のレッスンの場合、それだけでなく、いわゆる「奏法」についての質問や確認がとても多く、年に数回行っている「特別レッスン(現在参加者募集中)」にいらっしゃる方のほとんどが、そうした内容を希望されています。
僕のレッスンの特徴として、そうした体の使い方や原理的な部分に言及した内容が含まれていることが挙げられ、そうした内容はオンラインレッスンでは非常に有効であると感じます。
特に、お勧めしたいのは、「自宅でできるppウォームアップ」です。
僕自身も、通常レッスンの生徒さんにもお話して実践してもらっていて、簡単に言えばこれ以上弱くできないレベルまで空気圧を下げて唇の振動を自然発生させる(音を鳴らす)行為です。
音が出る仕組みを理解して、最低限必要な要素を最低限使う。これによって生まれた音は会話よりもテレビの音量よりも小さいため、極端に言えば早朝のマンションでもできるウォームアップです。
体への負担が極端に少ないために、生徒さんの多くは「何もしていないみたい」とおっしゃいます。これができるようになると吹奏楽などでガッツリ演奏している時にもとても体が楽で、しかもよく響きます。当然バテにくくなります。
楽器が思うように練習できないと諦める前に、ぜひオンラインレッスンで音の出る原理の正しい理解と、ppウォームアップを試してみてください。しばらくして思い切り楽器が吹けるようになった時、今までと明らかに違う自分成長を実感してください。
ということで、オンラインレッスンの受講生を現在募集しております。
詳細、お申込みはプレスト音楽教室特設ページをご覧ください。
荻原明(おぎわらあきら)
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