吹奏楽部だったにもかかわらず中学2年生くらいまで楽譜がきちんと読めませんでした。
音源を聞いて覚えて、「音の高さ=どのピストンを押すか」で演奏したいたのだから我ながらすごいと思います。
この頃、本当に音楽が大好きで、トランペットだけでなくピアノを弾くことへの情熱も凄かったんです。そのきっかけはトップ写真の久石譲さんのピアノソロアルバムを聴いたことに始まります。
初期のジブリの作品なども収録されているこのアルバムが好きで、何度も何度も聴いていました。そのうちに、このアルバムの楽譜を手に入れることができて、そうなってくると弾きたくなるじゃないですか。でも楽譜ちゃんと読めない、ピアノがないと障害が多くて大変でしたが、電子ピアノを買ってもらい、楽譜はお得意の聞き覚えでなんとかして本当にちょっとずつ独学で練習していました。
ピアノ譜はトランペットのように単音ではないし、ヘ音記号を読むのも大変でしたけど、とにかく弾けるようになりたい一心で練習をしていました。
その中で一番頑張って練習したのが、となりのトトロの「風の通り道」です。オクターブの中に和音と一度に押さえる音の量が多くて指が大変なのですが、パターンは覚えやすいので何とか弾けるようになりました。
先日テレビで「となりのトトロ」をやっていて懐かしいなあ、と思っていたら、同じ音楽教室でギターの講師をされている谷川先生が素敵なギターソロで「風の通り道」を演奏されていて、ぜひ皆さんにも聴いていただきたいので、無断でシェアします。
うーん、ギターっていいですよね。
久石譲さんの書かれたジブリの曲は素敵なメロディばかりですが、ピアノや弦楽器などと相性が良いように感じます。どうもトランペットで演奏してもしっくり来ないんですよね。「ハトと少年」以外は。
荻原明(おぎわらあきら)
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