楽器別指導法(東京音大吹奏楽アカデミー)

東京音大吹奏楽アカデミー専攻は、管打楽器専攻のように自身の専攻楽器を集中的に学ぶだけではなく、吹奏楽に関わる全ての楽器に実際に触れて組み立てやメンテナンス、構え方や実際の音を出してみるところまでを体験する「楽器別指導法」という1年生の授業があります。


そして先日トランペットの回がまわってきました。


吹奏楽で使われるであろう4つの楽器、B管、コルネット、フリューゲルホルン、ピッコロトランペットに限定してその音の違いや使われ方を解説。他にはミュートについても解説し、実際にバルブオイルの注し方から音の出る原理を理解した上で音を出してみる、という流れだったのですが、これを90分にまとめるのはやはり大変でした。


でも、全員が音を出せて、最後は(一応)合奏のようなこともできました。


コロナの影響で一時期は楽器体験ができないかもしれない、と言われていたので、今回全員が実際に音を出せたのは本当に良かったと思います。残りの授業でもぜひ深く全ての楽器を学んでもらいたいと思います。



荻原明(おぎわらあきら)

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