「吹いてみた」動画を作るようになってから、この録音編集の技術の使い道がもっとないのだろかと考えていました。
レッスンでは二重奏を希望される生徒さんがとても多いので、それを記録してみたらどうだろうと、ふと思いつき、ある生徒さんと二重奏レコーディングをすることにしました。
僕があらかじめ片方のパートを作っておき、生徒さんはそれに合わせて録音をします。
この方法のレコーディングでは、ミスした箇所や納得いかないところを何度でも録り直すことができ、最終的にキズが少ない完成形に持っていける経験はほとんどないと思います。
しかも、このようにして完成した音源は簡単にiPhoneなどでデータを送ることができ、記念にもなります。
まだ今はこの生徒さんとしかやっていませんが、希望があればどんどんやってみたいですね。
「レッスン」と言っても生徒さんがトランペットを吹いて先生がそれに対してアドバイスをして、という従来のものだけでなく、もっと様々な方法や内容があって良いと思います。結局のところ音楽教室のレッスンというのは意欲的に「楽しい」と感じることが常にセットになっているべきと考えていますので、この先も楽しいことを考え、実践してみたいと思います。
荻原明(おぎわらあきら)
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