140のフィンガリング練習/レッスンで使っている教則本

60分の個人レッスンって長いと感じますか?短いと感じますか?

進み方や内容、もっと言えば雰囲気などでも感じ方はかなり変わると思います。ちなみに僕のレッスンは多くの方が「あっと言う間だった」とおっしゃいます。それだけ集中されている生徒さんが多いのだと思いますが、課題(宿題ではない)がいくつもあることが理由かもしれません。


講師をしているプレスト音楽教室の特徴のひとつとして、指定されたカリキュラムがないことが挙げられます。生徒さんがやりたいこと、目指したいこと、演奏したい曲をできる限り実現できるよう、使用する教則本や曲などを決めます。

その中で多くの生徒さんに使っていただいているのが、「140のフィンガリング練習」というものです。


アーバン、といっても日本で出版されているあれではなく、ルディックという出版社から出ているアーバン金管教本の中に掲載されているもので、1,2小節の非常に短いメロディが140個掲載されています。名前の通りフィンガリング(運指)が難しいものが多いのですが、様々な課題や実践を組み込むのに大変便利です。


楽譜はすべてスラーで書いてありますが、僕のレッスンではスラーを変えてみたり、スタッカートにしたり、もしくはテンポを変えたり音量を変えたり。1,2小節の中に明確な調性があるので「これは何調でしょう」など、楽典的な側面からアプローチをすることもあります。


生徒さんからしてみればその時にならないと何を言い出すかわからないので、もしかするとそうした適度な緊張感も僕のレッスンがあっという間に終わる要因のひとつかもしれません。


いかがでしょうか。みなさんもぜひ一度レッスンを体験してみてください。プレスト音楽教室では無料体験レッスンを随時募集しております。以下のリンクはトランペットクラスのページです。よろしければそちらもご覧ください。同じサイトから体験レッスンのお申し込みフォームに進むこともできます。


お待ちしております!



荻原明(おぎわらあきら)

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