一昨日は東京芸術劇場で東京音大Aブラス(3,4年中心の吹奏楽授業履修者)のコンサートがありました。
相変わらず元気をもらえるコンサートでした。
Aブラスはとても人数の多いバンド編成で演奏するのが基本です。以前はそれこそ履修者全員が全曲演奏するため、150人くらいで演奏していたように記憶していますが、コロナの影響か、それより前からなのか定かではありませんが、曲によってメンバーを変えるようになりましたが、それでも100名近い人数での演奏。大迫力です。
Aブラスはいつもこの時期に学外の公演を行うので、その年の吹奏楽コンクール課題曲を全曲取り上げています。その中で、課題曲IIの「ブルー・スプリング」を大編成で演奏した後に小編成でも演奏するという異例な試みで、Aブラスの演奏会であんな軽やかな音楽が聴けるのはものすごく新鮮でした。
ところで、少し前に大学から、アンコールで以前編曲した「ローマの祭」から終曲の「主顕祭」の楽譜を使いたいと言われ、二つ返事で「どうぞどうぞ」とお伝えしました。
8年前のやはりAブラスの学外公演のために全曲編曲をした楽譜で、この作品、音符の数が異常に多いので書くのがとっても大変だったのを覚えています。しかもAブラスの巨大編成に合わせた楽譜のため、普通のバンドでは演奏するのが多分困難だと思うので、もう再演することはないだろうなと思っていたので嬉しかったです。
また全曲やってくれないかな。
それにしてもソリストで出演されたホルンの福川先生は異次元的演奏でした。凄すぎ。
そして、今日は東京音大吹奏楽アカデミーの学内公演です。
今年度初めて4学年揃ってのコンサートになります。初年度、2年目はトランペットの学生がいなくて、ほぼ1人で演奏していましたが、今はもうみんなに任せて楽させてもらってます。
荻原明(おぎわらあきら)
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