2年ほど前でしょうか、今使っているC管と同じくらい...音大生の頃に買ったBb管も、さすがにもう限界かな?と思い始めて、せっかくならこだわって楽器を探そうといろいろリサーチしていたときに、新宿ドルチェ楽器でシャーゲルフェアを開催していたんですね。
シャーゲル(Schagerl)はオーストリアの楽器メーカーなのでロータリーが中心なのですが、
ピストン楽器もあります。
演奏レベルとパフォーマンスレベルが異常な「ムノツィル・ブラス」はシャーゲルを使っていまして、
ロータリーバルブなのにピストンのように縦に持てる「ガンシュホーン」を見たことがある方もいらっしゃると思います。
もう製造していませんが、
「新幹線」なんて楽器も。なんでだ。
シャーゲルは主観ですがモデルによって同じメーカーとは思えないほどの個体差(良い意味で)があって、その中で衝撃的に良かったのが、今使っている
Romane Enpireというモデルです。これもムノツィルのRoman Rindbergerさんのモデルです。
この楽器については、僕のオフィシャルサイト、プロフィールページの中でも紹介しているのでご覧いただければと思いますが、まあ吹きやすいし鳴るし。満足です。
しかしそうなると今使っているC管とのギャップがさらに開いてしまい、その結果
C管(も)欲しい〜
となっているわけです。
中でも気になっているのが、やはりシャーゲルの「Charis(カリス?)」というモデルです。
出典:https://news.schagerl.com/index.php?content=products&warengrupp=instr100200&artikelnum=Web128563&order=bestand_absteigend&SESSCSDD=f237bcrRaxDwOMjf_65202026
吹いてみたい。
シャーゲルはYamahaやBachと違って楽器屋さんに行けば置いてあるわけではなく、ドルチェでたくさん吹けたのもタイミングがたまたま合ったにすぎません。しかもこのC管「Charis」はそもそも日本に在庫はなさそうです。
だからちょっと吹いてみよう、ってことは無理なので、日本の輸入されているところにお願いするか、個人で買い付けるしか方法がありません。多分。
そういう買い方をしたことがないのでいまいちよくわからないのですが、ちょっと吹いてみたい程度のレベルで取り寄せてもらうなんて無理だと思うんですよね。前述のように、シャーゲルのモデルによる個体差があると思われるので、想像と違っていたらと考えると怖い。ましてや試奏しにオーストリアに行くのなんてもっと大変だし。ドイツ語わかんないし。(英語もわかんないし)(日本語もよくわかってないし)
でも、とにかく一度吹いてみたいんですよね〜。
ほしいなあ、いいなあ〜と稲川淳二さんみたいにつぶやきながらシャーゲルのオフィシャルサイトの「Charis」ページを見ていたら、この楽器のユーザーが紹介されていたんですね。
出典:https://news.schagerl.com/index.php?content=products&warengrupp=instr100200&artikelnum=Web128563&order=bestand_absteigend&SESSCSDD=f237bcrRaxDwOMjf_65202026
すいません、僕ラッパ吹きを全然知らないのですが、ヴァレンシアシンフォニーオーケストラのRaùl Junqueraさんという方らしいです。見たらBb管は僕が使っているRomane Enpireだし、C管はもちろんCharis。
そう!まさに目指すはこの装備!
ドラクエ11みたいに「ふしぎな鍛冶屋」で作れないかな。
出典:http://blog.rebosoku.com/archives/dq11sys_blacksmith.html
荻原明(おぎわらあきら)
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