複雑な楽譜の効率的な練習方法

渡された楽譜が結構複雑だったり、わかりにくい書き方をしていたり、音が取りにくかったり。吹奏楽やアンサンブルは特に、そういった楽譜に出会うことが多いかもしれません。

例えばポップス作品を演奏する時にも、曲は知っていても楽譜を見たらタイがたくさん書いてあってわかりにくい、なんてこともよくあります。


できるだけ効率よく、短時間で楽譜を理解するためには、楽譜をただ左から右へと読み進めていくのではなく、楽譜のデータを一度分解して理解することをお勧めします。


具体的にはリズムと音程(音の高低の並び方)を分けて練習し、後でそれを合体させます。


分解する作業は一見時間が倍かかるように感じるのですが、一度に全部の情報がドドドっと押し寄せてくるほうがよほど合奏で通用する完成度までもっていくことが難しく、時間がかかってしまいます。



「ラッパの吹き方:Re」というブログを隔週土曜日に更新しています。ブログはどうしても過去のものが埋もれてしまうため、掘り返し作業をここでしております。今回の話題もブログ記事のひとつです。

よろしければぜひご覧ください。特に楽譜に対して苦手意識のある方は必見です。


荻原明(おぎわらあきら)

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