楽譜の書き込み

吹奏楽コンクールで使う楽譜って、どれだけ真っ黒にすれば気がすむのか、と思うくらい書き込みだらけにしている人がとっても多い。


このブログは「ラッパの吹き方」ではないので、あまり専門的なことを書くつもりはないのですが、楽譜が読めないくらい真っ黒にするだけではなくて、書き込むこと自体あまり良いことではないと思うのです。


もちろん、書くべきものはあります。楽譜に書かれていない指示だったり、ミスを修正したり、その他必要なこと、書いておくことで回避できることもあります。


でも「テンポ!」とか「音程!」って、それ書いてどうにかなるんだったら、書かなくてもどうにかなでしょ、と思うわけですよ。


多分ですが、プロの方は僕の意見に賛成してくださると思いますが、この書き込みまくり楽譜をさせない方法って、これだと思うんですよ。

以前このブログにも書きましたが、そもそも楽譜をコピーして使うという考え方をまず変えてほしい。プロの世界では当然オリジナルの楽譜を演奏会ごとに出して、使って、片付けてをしているわけで、だからそれまで使ってきた人たちのそのときの書き込みというのが残っている場合もあります。

しかし、その書き込みは先ほど述べたような書いておいたほうが良い部類のものばかり。トランペットで言うなら「in 〇〇」がとっても読みにくい書き方をしているところに赤く囲ってくれていたり、ミュートの付け外しがややこしいところにも何か書いてくれている。


でも、音程!とか音符の上に「↓」とか(現代曲かと思っちゃう)書いてあるのはいただけないわけで、オリジナルの譜面を使って活動していたらそんな書き込みも大幅に減ると思うんですよ。


これって多方面てとても良いことばかり。演奏も良くなると思います。


こんな記事を見たので、さらに納得します。

無駄なことは書き込まないに限ります。





荻原明(おぎわらあきら)

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