管楽器には必ず運指表というものがあります。
どのキイやバルブ(ピストンなど)を押すと何の音が出るかを音符と照らし合わせて見られる一覧表です。
初心者向けの教則本や、インターネットでも手に入れられるものですが、僕がレッスンで使っているのは、なんとトランペットを始めた中学1年の吹奏楽部に入部したときのもの!
30年モノ(のコピー)ですぜ。
この運指表、コピーしたものをコピーして代々後輩たちに受け継がれてきたもののようで、元が何なのかわからないのですが、ご存知の方いらっしゃいます?
最近、トランペット初心者の方が数名レッスンを始められたので、またこの運指表をコピーしましたが、そのとき、私、き、気づいてしまったのです。
『TRUMPET』と書いておきながら、こ、このイラストは
コルネットやないかーい。
コルネット奏者が怒るパターン。
なんとなく自分が感じているだけかもしれないけど、コルネットを専門に演奏されている方って「トランペットと一緒にしないでください」という感じの人多くないですか?
関西の人が「東京と一緒にしないでください」っていう感じ。
トランペットの人はそういうのないけれど
(関東の人はそういうのないけれど)
偏見?ごめんなさい。
それはともかくとして、これまでにたくさんのトランペット運指表を見てきましたが、初めて手にした運指表だから愛着があるだけなのかどうなのか、これが一番見やすい気がしてならないのです。だからレッスンでも使ってる。
そこで思い出しました。これをベースに自分で作り直したものがあったことを。
これ「まるごとトランペットの本」という著書の巻末付録です。そうだった、これ作ったんだった。
これ使えばいいじゃないか。
元のデータがどこかにある...
荻原明(おぎわらあきら)
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