譜面台の折りたたみ方

プレスト音楽教室に新しい分室、サテライトスタジオができた関係で、教室が譜面台をまとめて購入しました。


みんな大好きウィットナーの折りたたみ譜面台。この譜面台のシェアってかなりすごいんじゃないかと思います。どの吹奏楽部に行ってもほぼ100%この譜面台使ってますよね。


値段の割に頑丈で壊れにくく(激しく重い)。学校で頻繁に使うにはコスパが大変良いのですね。


どうしてそうなったのかグニャリと曲がってそれを力で戻した結果金属が波打っているものや、サビサビになっているもの、稀にネジがどこか行ってしまって永久にクルクル回るものもありますが、まったく使えなくなって捨てることになった経験は一度もありません。


そんなだからあまり新品にお目にかかることがない。ましてや箱に入っている状態は、まさにこの購入したばかりの音楽教室で見たのが初めてかもしれません。



何本か使えるように箱からいくつも出していて気づいたのですが、パッケージに折りたたみ方が詳細に描かれていました。


知ってました?折りたたみ方。


僕は無意識に正しい方法を最初からやっていたような気がしますが、意外にこの譜面台をきちんと折りたためない方が一定数いらっしゃいます。


開けないときがあるから、その前に折りたたんだ人が無茶やってくれたのでしょう。


吹奏楽部の人たちは毎回毎回折りたたんでいると思うので、慣れていると思いますが(新入生がたためなくて混乱しているシーンはよく見かける)、音楽教室の場合、スタジオにずっと置いてあるので折りたたむ必要もないから経験値が不足している関係で、きっとすごい苦労してたたんでくれたのだろうと思わせる畳み方をしている譜面台にしばしば遭遇します。

まず、こうやってたたみ始めると、いきなりアウト。中央の折れる部分は下に向くのが正解。

これです。こうやらないで間違ってたたむと、

折り目の接続部分が邪魔をしてしまい、

ギチギチ重なってしまうのです。


このまま力ずくでたたむと、普通に開くことができずに金属が歪んでしまうのです。


初動が肝心。



また、折りたたんでしまうとき、すべてのネジをユルユルにしていることもあるのですが、ネジはほどよく軽めに締めておくほうが安全です。

というのも、取り上げたときに高さ調節用のパイプがすごい勢いで伸びきって足に刺さったたり、あと、譜面を乗せる台部分の首角度調節ネジが緩んでいた結果、とつぜん折れ曲って指を挟んで怪我したこともあります。


重くて硬いので結構危険なのです。




[オマケ]

先日レッスンスタジオに入ったら、譜面台が複数こうなっていました。

オブジェか。








荻原明(おぎわらあきら)

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