最近、わかってきたんだが、世の中には的外れな努力をしている人がすごく多い。受験勉強でも仕事でも。できない人は単なる怠け者だと思ってたんだが、そうではないのかもしれん。ある程度、努力できて、効率的な努力のやり方や努力の投入のタイミングわかってる人は、ほぼほぼ確実にある程度成功する。
— Kazuki Fujisawa (@kazu_fujisawa) July 23, 2019
昔のアニメでは、例えば試合に勝つために必死に、いや、もはやそんなレベルではないガムシャラな日々を送って当日に臨むなんてシーンがよくあったように感じます。
エヴァンゲリオンでシンジとアスカがシンクロ攻撃するために毎日毎日同じ動きをする訓練をしていたあれ、あんな感じ...ってわからないか。まあいいや。
努力をするというのは大切なことですが、拝借したツイートの通りその努力がきちんと目標と直結していなければその行為はあまり意味がありません。
例えば勉強に関しても参考書や問題集を最初から最後まで全部やるよりは、自分が苦手としていることやできないこと、知らないことについてピンポイントで学び直してみることを優先すべきですし、その時でさえ、ただ書かれている問題を解くことに必死になるよりも自分がなぜできないのか、解けないのかその根底を理解するために時間を割いたほうが効率的です。
そのような積み重ねをすれば、以前このブログで書いたように「受験の年だから」と部活や習い事を辞めたり、遊びを自粛するあの謎な傾向も必要なくなると思うのです。本当に心から思います。なぜ辞めなければならないのか、と。配分を変えれば良いだけじゃないですかね。
ホントに、特に小学生の受験とかすごいですよね。「もう5年生なので」と趣味の習い事を辞めさせてしまう親御さんが多いすが、いやいや、受験2年前から何をするの??そんな非効率的な方法や発想しか持てない親御さんがまず効率性について学んだらどうですか?って思うけど(言わないけど)。
お仕事でも、物理的にひとりがこなしきれない量の仕事を抱えさせられている方もいますが、「遅くまで仕事してますアピール」でしかない非効率な時間の使い方をするなど、日本人てそうした切り替えがすごく不器用ですよね。
僕自身がそうだったのでとても良くわかります。音大を目指していた高校生の時も、音大に入ってからもとにかく一日中練習をするべきだと片時もラッパを手放しませんでした。音大生の時は朝8時から21時までずっとラッパを吹いていて、しかし人間そんなに集中力が持続することなどありえないのでほとんど惰性でやっていたように思います。結局何も考えずに楽器から音を出す行為によって成長など全然していませんでした。
僕よりも短時間の練習でもずっと上手で結果を残した人たちがたくさんいたことでもそれがわかります。
幸い、僕は(だいぶ後になってからですが)それに気づくことができたので今があると思っていますが、効率的に物事をこなしていくことは絶対に必要です。
そのためには、何に向かって行くのか、そうした客観視が必要になり、そして何をすることでそれが解決するのか、という理論的側面と成功のイメージを持っていなければなりません。
要するに頭を使わないとこれはできないのですから、見切り発車とかセッカチな状態では損をするだけです。
最近することがあまりにも多すぎて、効率よく時間を使ってすべてのことをこなすためにはどうすれば良いかを移動中や寝る時などに考えてはいるのですが、それ以上に量が多すぎてどうにもなりません。どうしたものか。
荻原明(おぎわらあきら)
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