一年に数回、主に連休のタイミングで開催しております「特別レッスン」。音楽教室では本来そのようなシステムがないにも関わらずトランペットクラス独自の企画としてやらせてもらっています。
おかげさまで昨年末の特別レッスンにも多くの方がお越しくださり、大変感謝しております。ありがとうございました。
今回は過去に来てくださっている方が多い印象がありましたが、それぞれみなさんが前回よりも多かれ少なかれ改善されていることが嬉しかったです。
僕のレッスンの場合は特にそうなのかもしれませんが、いわゆる奏法に悩んでいらっしゃる方がたくさんいらっしゃり、さらにその上で単発レッスンという形であるために「原因」と「解決方法」を伝えることに終始することになりやすく、多くの方がイメージしている音楽レッスンとはだいぶ違うアプローチになっているのではないか、と感じます。
それが求められていることなので何も問題ありませんが、やはりどうしても奏法的な悩みが強くなればなるほど、奏法に目を向ければ向けるほどそれが「音楽」であることを忘れてしまっている印象を持ちました。
なぜ思った通りに演奏できないのか、ハイノートが出ないのか、その最も大切なことは「音楽」を楽しむこと、表現をして人に伝えることであると再認識し、それらを強く持てるかが重要だと思います。
その上で体について学び、意識してバランスを作る。
今回レッスンにいらしてくださった方には、そういったことをできるだけ伝えようと心がけました。ぜひ今後も音楽を楽しむ姿勢を常に持ってトランペットを演奏していただきたいと思っています。
年末という慌ただしい時期にも関わらず、遠方からもいらしてくださり本当に感謝しております。今回いらっしゃれなかった方も、ぜひ次回開催時にお会いできれば幸いです。多分ですが例年通りいきますと、ゴールデンウィークに実施しようかと思っております。
ということで今回もありがとうございました!
荻原明(おぎわらあきら)
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