講師をしているプレスト音楽教室では、この度「音大・音高受験クラス」を開講しました!
音楽大学や音楽高校と言うと、昔は「選ばれた人たちが目指す学校」のような印象がありました。実際僕が受験生だった25年ほど前は、音大進学を目指していると言うだけで「すごいですね」と一目置かれるような雰囲気がありました。
この「すごい」は、幼少の頃頃からピアノやヴァイオリンのレッスンに通って、ゆくゆくはプロの演奏家になるのでしょう、の「すごい」でした。
もちろん、そうした進路、プロフェッショナルな演奏家を目指す人が最も多いのは昔も今も変わりませんが、それだけではない、音楽に関連した様々な将来を目指す学校に変わってきています。
とは言え、やはり楽器の演奏能力や音楽の幅広い基礎知識を受験で審査されることは今も昔も変わりませんので、例えばトランペットなどの器楽専攻でしたら、専門楽器以外にピアノ、聴音(音の聞き取り)、視唱(歌う能力)、楽典などの座学などいろいろな試験があります。
僕は高校生の頃は横浜に住んでいて、トランペットの先生は国分寺、ピアノの先生は目白で、トランペットの練習は高校の音楽の先生に無理を言って平日の朝と放課後、音楽準備室を開放させてもらい、練習をしていました。
それぞれの先生方には本当に恵まれていて感謝していましたが、やはり気になっていたのが移動時間や先生同士の連携が取れない不安さ、そして練習場所の問題です。楽典やピアノのレッスンだけで1日が終わってしまうので、トランペットが全然吹けない。
それだけでなく、休日や冬休みなどの長期休暇は学校が空いておらず(音楽の先生が不在)練習ができない。でも冬って冬期講習もあるし3年生は受験直前だしで、練習したいのにできないストレスや焦りは相当なものでした。
今回プレスト音楽教室で音大受験クラスを作る話になった時には、そんな体験があったことをふまえ、練習場所問題やレッスン内容によってあちこちに移動しなければならない物理的な効率性の払拭、そして先生同士の連携という点が解決できるよう案を出させてもらいました。
プレスト音楽教室は僕も含めた音大講師もいますし、現役の信頼のおける演奏家がたくさん在籍しています。音大、音高受験を考えている方、ぜひ一緒に志望校合格へ向けて頑張りましょう。
詳しくはプレスト音楽教室のホームページをご覧ください。
荻原明(おぎわらあきら)
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