2月9日にトランペットの師匠、津堅直弘先生の古希をお祝いする会にお声がけいただきました(お誕生日は2月5日)。ありがとうございます。
師匠と初めてお会いしたのは今からおよそ27年ほど前、高校1年の時です。高校に入ってすぐに音大を目指すためピアノの習い始めて、そのピアノの先生からの紹介の紹介の紹介の...どんな経路があったのか全然わからないのですが、津堅先生を紹介していただくことになりました。
その当時、師匠はバリバリのN響首席奏者であり、The Trumpets5という在京オケのトランペット奏者5名とピアノによるアンサンブルでも活動されている頃です。
僕はと言えば当時、吹奏楽に人生を賭けていたような生活をしていて、決して充実した演奏ができていたわけではない中学高校の吹奏楽部ではありましたが、それなりに楽しくやっている時期でした。バンドジャーナルを毎月購入していたのですが、師匠を紹介していただいた時に発売された表紙が何とThe Trumpets5だったんです。
正直、その当時はN響の津堅先生という方を紹介しますと言われてもピンと来なかったのですが、雑誌をよくよく見ていたらその方が表紙じゃないですか。しかも、そう言えば人生で初めて自分のお金で買ったCDがN響版ドラクエ3だったわけで、「この演奏している方ですか!!!」という非常にミーハーな興奮をしていたのを覚えています。
津堅先生との思い出を書き始めるとこのブログが終わらないので、このへんにしておきますが、そんな師匠と出会ってから今に至るまでトランペットだけでなく、楽譜の浄書(師匠はマルセル・ケンツビッチのペンネームで作曲もされていらっしゃいます)に始まり、東京音大の吹奏楽やトランペット専攻生への編曲を担当させていただくなど、僕が今このように音楽の世界にいられるのは師匠がいらっしゃるからで、もう感謝しかありません。
師匠と初めてお会いしたのが27年前、だとすると当時43歳だったはずです。そして今僕は43歳。到底師匠には及びませんが、これからも先生を追いかけて精進していきたいと思います。
最近では指揮者としても大活躍の津堅先生。今年度の吹奏楽コンクールでは一般団体の指揮者として全国大会に参加もされています。80歳までは指揮を振る、とおっしゃっていますが、師匠の有言実行はこれまでにもたくさん拝見してきたので実際そうなることと思います。
そのためにも健康に気をつけて元気にご活躍していただくことを切に願います。
津堅先生、古希のお誕生日おめでとうございます!今後ともどうぞよろしくお願いいたします!
(集合写真、佛坂先生のフェイスブックから拝借させていただきました)
荻原明(おぎわらあきら)
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