ツイッターを見ていると、かなりの音楽家の方がオンラインレッスンを始めていますが、実際はどのような感じなのでしょうか。順調ですか?僕はそうでもないです。
やはり抵抗ある方が多いのかな?と感じています。
楽器なんて吹いてる場合じゃない大変な状況の方もいらっしゃると思いますから「楽器吹きましょう!レッスンしましょう!」なんてとても言えませんが、もしそうではなく、時間はあるけれど躊躇しているのでしたら、ぜひ一度チャレンジして欲しいな、と思っています。
[セキュリティ]
僕はZoomを使っていますが、まずZoomですと言うと必ず最初に言われるのが「セキュリティ大丈夫なの?」の脆弱性。トランプ大統領が急に大きな声で使うなって言ったものだから、風評被害甚だしいです。テレビやネットでその話して騒いだ印象が強くなっていますが、そのあとどんどんバージョンアップを繰り返して現在は安定していると考えています。
というか、そもそもパスワードをかけずに大勢でミーティングをしていたら、知らない人が入ってきちゃって、その人が変態だった、ってことなので、パスワードをかけてレッスンをしているから全然関係ありません。
[アクセス、セッティング]
今このブログを見ているということはネット環境の操作は完璧にできているわけですから、すでにOKです。
なぜなら、僕が送ったURLをタップ(クリック)するだけで終わりです(パスを求められたら一緒に送ったパスを入力するだけです)ので。アプリのインストールは必要ですが、それは他のアプリと同じ方法です。
個人情報ガーというのも心配いりません。ユーザー登録必要ないので。
セッティングに関しては下のリンクに詳しく解説しています。
[カメラが苦手]
魂は抜かれません。あと、部屋がきたなくて、という方も大丈夫です。「バーチャル背景」というものが用意されているので、自分以外の背景は映らない設定ができます。
自分の顔が映るのがイヤ、という方は講師が前面に出るように設定すれば良いです。
[家ではラッパは吹けません]
これが最も大きな理由だと思います。トランペットは家で吹けないから無理、と。そうですよね。確かに合奏の時みたいな音量を家でも吹ける方はとても少ないはずです。
だからこそ今やりたい「家でもできるppウォームアップ」をオススメしているわけです。
トランペットから音が出る原理をご説明します。その原理を元に、音を出すには最低限何が必要かを理解した上でその最低限の要素で音を出す。これがウォームアップの一番最初にすべきことです。そしてこの方法で出てくる音は会話の声よりも、テレビの音量よりもはるかに小さいので、問題ないのです。
このような超低燃費状態で音が出せるようになると、体に十分な余裕があるので(何もしていないみたいと生徒さんはよくおっしゃいます)、ダイナミクスレンジ(音量変化)の広さ、音域変化のコントロール(ハイノートなど)、バテにくさなどに良い影響を与えます。
毎日のコンディション、演奏に必要なバランス感覚を家で行っていれば、この先今まで通りに練習や合奏ができるようになった時、リハビリの必要が少なく、復活はかなり早いと思います。
オンラインレッスンでは、まずこれをオススメしています。
それ以外にも、今だからこそ集中して学べること、たくさんあります。例えばタンギングや音域変化の原理と練習方法を正しく理解するなど、テクニカルな内容を理論的に学ぶとか、いわゆる楽典、音階とか調について学ぶ時間にするのもおすすめです。
ま、でも、そんなに肩肘張らずに、多分今あまり会話をしていないと思うので、のんびりお話するのも良いかと思います。そういうのもアリです。
何にせよ、今できることを楽しみならがしてみたいと思いますので、ぜひオンラインレッスンという新しいスタイルを体験してみるのは今後のことも考えて良い機会だと思います。ぜひ試しにご参加いただければ幸いです。
気楽にやりましょう。
詳細は以下のバナーよりどうぞ。
荻原明(おぎわらあきら)
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