東京音大の授業も始まり、吹奏楽アカデミーも順次ガイダンスなどを重ねて本格的に動き出しました。
先日は初の合奏授業。とは言え、当然みんなで楽器を演奏することはまだ難しいわけで、しばらくの間はオンラインで行うことになっています。
初回の授業は指揮の下野達也先生による、吹奏楽との出会いから吹奏楽についての考えなどをたくさんお話してくださいました。ところどころに学生への質問も投げかけられて、双方向ならではの貴重な時間となりました。
今後は、今年度から就任された指揮の小林恵子先生と、横山奏先生の吹奏楽に対するお話をお聞きし、本来前期で演奏する予定だった作品についての楽曲分析を行う予定です。
合奏の授業なのに音が出せないのは大変もどかしくもあり、本来であれば技術(練習)と知識(研究)をバランス良く進めていくことが最も効率的なのですが、今できることを精一杯やって、研究し、どんどん頭でっかちになって欲しいと思います。
そして近い将来、みんなで顔を合わせて合奏ができるようになった時、その知識を爆発させて、音を出す喜びを感じてもらえればと思います。
下野先生、ありがとうございました!
本日第一回目の吹奏楽合奏授業。指揮の下野先生による講義形式で吹奏楽への思い、今後の吹奏楽像などお話しくださいました。
— 東京音楽大学吹奏楽アカデミー科公式アカウント (@tcm_BandAcademy) May 13, 2020
学生はこんな環境でも一生懸命音楽に向き合ってました。
1音も出さない合奏授業、吹奏楽について見識を深められた素晴らしい授業でした!#東京音楽大学#吹奏楽アカデミー pic.twitter.com/GlUggWz19b
荻原明(おぎわらあきら)
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