東京音大吹奏楽アカデミー 今年度初の吹奏楽合奏授業

東京音大の授業も始まり、吹奏楽アカデミーも順次ガイダンスなどを重ねて本格的に動き出しました。

先日は初の合奏授業。とは言え、当然みんなで楽器を演奏することはまだ難しいわけで、しばらくの間はオンラインで行うことになっています。

初回の授業は指揮の下野達也先生による、吹奏楽との出会いから吹奏楽についての考えなどをたくさんお話してくださいました。ところどころに学生への質問も投げかけられて、双方向ならではの貴重な時間となりました。

今後は、今年度から就任された指揮の小林恵子先生と、横山奏先生の吹奏楽に対するお話をお聞きし、本来前期で演奏する予定だった作品についての楽曲分析を行う予定です。


合奏の授業なのに音が出せないのは大変もどかしくもあり、本来であれば技術(練習)と知識(研究)をバランス良く進めていくことが最も効率的なのですが、今できることを精一杯やって、研究し、どんどん頭でっかちになって欲しいと思います。

そして近い将来、みんなで顔を合わせて合奏ができるようになった時、その知識を爆発させて、音を出す喜びを感じてもらえればと思います。


下野先生、ありがとうございました!


荻原明(おぎわらあきら)

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