非常事態宣言のステップ2が昨日解除されました。まだまだどうなるかわかりませんが、これまでの自粛期間に多くの音楽関係者がオンラインレッスンの環境を整え、その可能性に気付いたことは確かです。
僕のそのひとり。
当初はもちろん、通常の対面レッスンができなくなったために、その対策として用意したものではありますが、可能性はそれだけではありません。
例えば今までは東京の音楽教室はその周辺に住んでいる方が対象でしたが、オンラインを利用すればどこに住んでいてもレッスンが気軽に受けられます。実際、僕のクラスもオンラインレッスンを用意しています。
僕はZoomを利用していますが、こうしたソフトのメリットは複数でのやりとりが可能である点で、それを利用して講習会をしようと企画しました。それが6月から始まります。
ただ...正直なことを申しますと、お申し込みがほとんど来ておりません。この先学校やお仕事、合奏関係の団体の活動がどうなるか未定なものばかりで参加しづらいのかな、とも思っています。お忙しいとは思いますが、もしご興味ありましたらぜひご参加いただけると大変嬉しいです。
そして、もうひとつの可能性として感じているのが、同じ遠隔レッスンではありますが音楽大学や音楽高校受験対策に使えるという点。
僕は受験生の頃は横浜の実家に住んでいまして、師匠は国分寺にお住まいなのでそれほど距離があるわけではありませんが、それでも高校生にしてみれば毎回が旅でした。今は湘南新宿ラインだとかいろんなシュバっと速い電車があるので都内に出るのも簡単になりましたが、30年近く前はまだJRは国鉄と呼ばれていて(ウソ)、でも今より圧倒的に不便で、僕が使っていたのは京急の地元の駅から横浜駅に出て、JR京浜東北線で東神奈川まで出て、そこからJR横浜線に乗り換えて1時間かけて八王子に着き、そこから中央線で国分寺、という移動。書いてるだけでも息切れする(多分東京に出て中央線のほうが速い)。
まあでも横浜線での1時間はレッスンの予習復讐や受験勉強などもできたのですが、それにしても、もしこれがオンラインだったらと考えると効率性は何倍もアップします。
もちろん、全部オンラインで済ませるのは難しく、積極的に対面のレッスンはすべきだとは思いますが、遠くに住んでいる方は、東京の先生にレッスンしてもらうために新幹線や飛行機に乗って、場合によっては宿泊しているわけですから、レッスンの導入としてオンラインを使わない手はないと思いました。可能性がかなり広い。
プレスト音楽教室でも、オンライン環境は整いましたし、音大や音高受験を考えている方にも積極的にレッスンに申し込んでいただければと思います。
音大・音高受験クラスの詳細はこちらです。
ぜひご活用ください!
荻原明(おぎわらあきら)
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