ハーモニーを作るのは楽しいこと

ハーモニーを作る、というのは管楽器にとって楽しみのひとつだと思います。


中学生の時は、吹奏楽部で二言目には「音程!」(この場合ピッチのこと)と怒鳴られ続けて、ピッチの悪い音を出してきれいなハーモニーが作れなかったらどうしよう、と考えてしまい、合奏が恐怖でした。結果的に美しいハーモニーなど一度も出した経験ありませんでした。

その理由のひとつが、自分自身がトランペットを力ずくで吹いていたことによるピッチの不安定さが原因なのですが。


高校生の時もそんな感じだったので、ハーモニーって作るのが難しい、いや、それ以上に美しいハーモニーがよくわからない、といった認識でずっと過ごしてきてしまったために、こだわりを持たずに若干逃げていた部分だったとも言えます。


でも、ハーモニーを作るって怖いものでも厳しいものでもなくて、もっと原点のところ、例えば友達と集まっていくつかの音を出したら和音になった!という喜びとか、楽しさとか、そういった純粋な喜びを感じるところから発展しなければ音楽を楽しむことはできないと考えました。


楽しさは追求できますが、楽しくないこと、恐怖なことは追求しようと思わないので、そうした原点を大切にしたいと思っています。


さて、そんなことを考えていたこともあって、アンサンブル講習会を開催しているわけですが、今月末の26日と27日には第3回目の講習会「ハーモニーの作り方、チューニング」が行われます。

吹奏楽やオーケストラで演奏をされている方は直接的に有意義な内容になると思いますし、アンサンブル経験が浅い方には、まさにハーモニーを作る楽しさを実感してもらえることと思います。

この講習会は少人数の対面式で行っていて、4名が定員です。現在両日ともに3名ご参加を希望されているため、残りあと1席です。難しい楽譜は使いません。中低音域でハーモニーを作るための解説と実践を行いますので、お気軽にご参加ください。


第3回目:ハーモニーの作り方、チューニング

3月26日(土)16:00(あと1名募集)

3月27日(日)16:00(あと1名募集)

詳細はプレスト音楽教室ホームページをご覧ください。そちらからお申し込みもできます。

ご参加お待ちしております!



荻原明(おぎわらあきら)







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