ヴィジュアライザー言いますねこれ。
金管楽器をやっている方はご存知かもしれませんが、これだけ見ると100均便利グッズか医療器具にも見えますね。
金管楽器は、マウスピースというパーツと楽器本体に分かれていて、マウスピースを口に付けて演奏します。
このマウスピースの表面、「リム」と呼ばれる部分だけを切り取ったものがヴィジュアライザーです。
なんでそんなものがあるのかと言いますと、マウスピースの中は口を付けてしまうと見えないからです。
そんなの見たってどうするんだい、と思う方も多いかと思いますが、マウスピースの中の唇がどんな状態になっているのかを知り、そして改善すべき点がある奏者が具体的にどのようにすれば良い結果になるかを見て確認することができるのは、非常に大切なことなのです。
僕のレッスンに初めていらした方のほとんどはこのヴィジュアライザーを使ったことがあるはずですが、それだけ改善すべき吹き方をされている方がとても多い、と言うこともできます。
そして正しい音の出し方を確認したあとに楽器で同じように吹いてみると、とても具体的に改善します。
ですから、改善と言ってもそんな大それたことをしたわけではないのですが、ほんのちょっとのうごきの変化で楽に楽器がとてもよく鳴らすことができるのです。
このブログでそんな話しても需要があるのかわからないのでここまでにしますが、もしご興味ある方は「ハイノート本 原稿先行公開」の記事にめちゃくちゃ詳しく書いてあるので、ぜひそちらをご覧ください。
東京都文京区茗荷谷にあるプレスト音楽教室でもお待ちしています。
以上、CMでした。←潔い
荻原明(おぎわらあきら)
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