中学生の時の吹奏楽部は、管に溜まった水分を自前のハンドタオルでウォーターキイを包むようにして処理していました。
トランペットを始めたのは中学生の時で、最初がこんな感じでしたから、何も知らない僕はこれが当たり前だと思って何も疑わずにいました。タオルのことだけじゃなくて奏法でも何でもこの中学校の時に得た知識や方法がこの後何十年も呪縛になって苦しむこととは当時の僕には知る由もなかったのでした←ドラマっぽい
それはともかくとして、ウォーターキイのコルクが半年に1回くらいのペースでダメになっていました。欠けたり、割れてしまったり、コルクそのものがポロっと外れたり。これらすべての原因はタオルでコルクを擦っていたからなのですが、当時はこういうものかと思い、何の疑問も持ちませんでした。
他にもタオル、毎日交換するならまだしも、放置すればカビが生えるかもしれないし、ましてやそれをケースに一緒に入れてしまえば湿度を上げてしまい楽器やケース内にもカビが生えるかもしれない。大変不衛生です。
衛生面だけでなく、この方法で水分を処理すると時間がかかります。突然水分によってホツホツ音が出てしまったり、曲中の一瞬のタイミングで水分を出したい時にそれができない。結果として演奏に支障が出てしまう。
アンコンの立奏でよくみかけるのが、そのタオルを方に乗せている人。温泉に入る人みたいでステージ上では決して見栄えが良いとは言えません。
そんな感じでデメリット満載なので、水分処理には床にペットシートやペーパータオルのようなものでも敷いて、そこに出すべきです。
そんな感じのことを先日YouTubeに投稿した動画でお話ししています。
毎週日曜日に「トランペットピンポイントアドバイス」と題して上げていますので、よろしければご覧ください。チャンネル登録や高評価ボタンのポチーもお願いします!
編集してから気づいたのですが、音量の設定がでっかいですよね...驚かれた方も多いかと思います、申し訳ありません。小さめの音量でお聞きください。
あ、そうそう。何度も言ってますが、この水分は管内に発生した結露とバルブオイルであって、唾液じゃないのであしからず。
荻原明(おぎわらあきら)
0コメント